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私から見た〇〇さん

番組でダイアンさんのことを愛してやまない方々を“〇〇さん”と称し、ひとりひとりにお話を伺っていく企画をさせていただきました。

〇〇さん。平たく言えば、ファンのこと。
ですが、どうしても“ファン”という温度の低い言葉で一括りにしたくないという気持ちがありました。
皆さんがダイアンさんを好きになったキッカケや応援している理由もそれぞれ違うはず。だから決して“ファン”と一括りするのではなくて、それぞれが独立した一人の“〇〇さん”として皆さんの想いを聞きたいと思い、担当スタッフと相談を重ねながら今回の企画を行いました。

事前に「ダイアンさんに想いの丈をぶつけたい!」という方々を募りました。数百名の方から番組に届いた文章・写真・動画、それら全てを丁寧に拝見させていただきました。本当に抜けなく没入して読んだので、今でも「×××さんの△△△はうまくいったかな?」と、時折名前と書かれてた出来事を思い出すほどです。笑

可能であれば全員の想いを深掘りしたかったのですが…取材時間が許す限り精一杯多くの方にお話を伺わせていただきました。

取材をさせていただいた皆さんはやはりそれぞれ全く異なる人生を生きていて、全く違う感性を持っておられる方々ばかりでした。

ダイアンさんは幅広い層の方達から愛をもらっているんだなと再認識。

そんな年齢も性別もバラバラの皆さんに共通していたことが一つ。
それは全員が「ダイアンに救われた」と感じていることでした。

もちろん当人たちは救うつもりもなく、ただ自分たちの活動をしていると思うんだけれども、テレビ・ラジオ・Youtubeから少なからず元気をもらって生きていく糧にされておられるという方々ががたくさんいました。

VTRでご紹介しきれなかった方の中にも、
今まさに人生の大変な局面に立っている方もいて、「そういった方達に自分が作った映像が届くかもしれないんだ」と自分の心のふんどしを締め直すキッカケになりました。

そしてなによりも、そんなつもりゼロなのに多くの人を救ってしまうダイアンさんがやっぱりかっこいいなと思う。

取材の中で印象的だったのは、人知れずダイアンさんのグッズを作りつづけるという推し活をしていた方。様々なアイテムを手作業で作っていて、そしてそれを特に誰かに言うでもなく、SNSなどで発信するでもなく、ただひそかに応援を続けておられる方でした。
なぜグッズを作っているのか?の問いに対して「好きやから」とたった一言。



私はこれまで「推し活」という言葉に対して少々懐疑的でした。SNSで度々見かける”推し活”とおぼしきそれが「あなたの承認欲求を満たすためだけの行動なのでは...?」と感じ取れてしまうものがとても多いから。

が、この方の”本当の”推し活を垣間見た時、
この言葉の解釈が自分の中で少し定まった気がします。
「何らかの行為で対象を推すことで、自分自身が活力を得るだけでなく、対象やその周囲の人々が幸せを感じる活動」が“推し活”なのではと思います。

この方の推し活は自身の幸福だけでなく、その対象にも幸福を感じてもらえるものだと思いました。だからこそ、ひと知れず行っていた推し活の存在を二人に知ってもらえてとても嬉しかった。

もうひとつ私が個人的に嬉しかったことは、
〇〇さんたちの声をちゃんと聞くことができたことでした。
声は、性格や体調とかが何よりも出るもので、文章や表情なんかよりも本音が隠れず溢れ出るものだと思います。

今回取材をさせていただいた方達の声は、皆さん大変あたたかく、前向きで優しい声ばかりでした。
撮影にご協力してくれた皆様、そしてご応募してくださった皆様ひとりひとりがこれからも健やかに過ごせますように!と願いながら今後もいろんなものを制作していこうと思います。

素敵な人たちの声に出会えてとても幸せだったなぁ。もっと他の〇〇さんに会って声を聞いてみたい!

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