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今年買って良かったものはすぐに思い浮かばないけれど

今年取って良かったなあと思ったものは、間違いなく自動車免許だって断言できる。 2023年が終わる。 今年も何もしないまま一年が終わった〜…と言いそうになって、やめた。今年に限っては何もしてないわけではなかったのだ。 …思わず太宰の名作の一文を借りてしまうような、人生の一大決心だった。 いつかは自動車免許を取らねばならない…と思い続けて早幾年。 10代の頃から日本全国、時には国を跨いで遊び回っていたものの、足を運ぶ場所はライブハウス、行政が管理する会館・ホール、お笑い専用

    • ライオンズが私の2020年を救ってくれた話

      自分の好きなものが、深く深く私の心を傷つけた2020年。 こんな1年無かったことに出来ればいいのに…と思っていたけれど、そんな2020年ごと私を心底救ってくれたのもまた、自分の好きなものだった…というお話。 ****** 2020年初頭は、怒涛すぎた2019年のラストスパートのはずだった。 推しのバンドが20周年だった2019年。 47都道府県ツアーのために毎週…いや数日ごとに全国を飛び回る日々。 千秋楽を2月末に控えていた。 推しの声優も15周年だった2019年。

      • ゲーフラ&応援ボード作成記録 ~埼玉西武ライオンズの場合~

        ずっと先行き不透明だったプロ野球の開幕と無観客試合が決まってから、限られた条件の中でも私の愛する埼玉西武ライオンズは、ファンに応援を、声援を、青炎を、与える機会を模索してくれた。 それが「WE ARE ONE PROJECT」でした。 そのなかでも、金獅子チケットという無観客試合応援チケットを購入した人限定で、無観客試合中に応援ボードをメットライフドームの内野席に掲示できる「応援ボード掲出権」企画と、外野スタンドにオリジナル青炎(せいえん)フラッグ(いわゆるゲーフラのことで

        • やっぱり夢の国は日本一のエンターテインメント

          新型コロナウイルスの流行がなければ、逆に行かなかったかもしれない。 それくらいにはディズニーランドに近い環境でいながら、なかなか足が遠のいていた昨今だった。 7月中旬。 たまたま友人とLINEでやりとりをしていた。こんな時世だけど息抜きがしたいよね、と何気ない一言。 「ああディズニーランドに行きたい」 そんなありきたりなやりとり。 けれど不思議な運が味方をした。 なんとそんな話をしていた5分後にはディズニーランドのチケットを手にしていたのだ。 お互い大量のチケットの払い

        今年買って良かったものはすぐに思い浮かばないけれど

        • ライオンズが私の2020年を救ってくれた話

        • ゲーフラ&応援ボード作成記録 ~埼玉西武ライオンズの場合~

        • やっぱり夢の国は日本一のエンターテインメント

          ただいま!メットライフドーム!

          有観客試合が再開してすぐ、ZOZOマリンスタジアムで野球観戦をしてきたのが7月11日のこと。 久しぶりの生のプロ野球。幕張の海風。マリン特有の荒れた天気。全部愛おしくて楽しくて。でも、応援できないもどかしさと、ビジターファンゆえの居心地の悪さに苦しんだのも事実。 そこで7月22日。今度は我が埼玉西武ライオンズのホームであるメットライフドームで試合を観戦してきたので、前回のnoteと比較しながら体験談を記録していきたいと思います。 先にシンプルな結論を申し上げておきますと

          ただいま!メットライフドーム!

          有観客試合デビュー 〜応援に救われていたのは私の方だった〜

          新型コロナウイルス感染拡大防止に伴うプロ野球の無観客試合期間が明けて、7月10日から上限5,000人という制限があるものの、プロ野球の試合に、スタジアムに、お客さんが帰ってきました! ようやく…ようやくです! そこで早速、昨日7月11日のZOZOマリンスタジアムで行われたライオンズとマリーンズの試合を観戦してきました。 一般発売でもすぐ完売かと思いきや意外と後日復活したりして、思っていたよりも簡単にチケットが取れたのは嬉しかったけれど…首都圏では最近感染者は増加傾向にある

          有観客試合デビュー 〜応援に救われていたのは私の方だった〜

          今はもういない選手が蘇った日

          春にプロ野球が開幕しなかった。 春の高校野球も、どきどきしながらチケットを申し込んだサントリードリームマッチも、発表された瞬間から行くのを楽しみにしていたライオンズの東京ドーム主催ゲームも、全て開催されることはなかった。 加えて大好きなライオンズナイターで、大好きな実況をする松島茂アナが急逝していたことも、私の悲しくてやるせない気持ちを増幅させた。 日に日に増していく感染者と、いつ自分や家族がどうなるかわからないという恐怖に、精神的にも肉体的にも疲弊する日々。 気がつ

          今はもういない選手が蘇った日

          25年目が、はじまる。

          今年もモラリティーの日が来た。 人生2度目のモラリティーの日だ。 こんな世の中ではあるけれど、無事今日という日を迎えることができたのはとても嬉しい。 1年前の今日。 PURPLE DIAMOND仙台公演でモラリティーを聴けた…という興奮が冷めやらぬまま、無我夢中で文字を紡いだ。 あの時の自分は兎に角毎日が楽しくて、ツアーの多幸感に全身がぴりぴり静電気みたいに弾けて、いつも心が踊っていた。 ドのつく初心者ベイベーだった私が見た、あの日の初々しい感動。 note

          25年目が、はじまる。

          2020/02/23 SANCTUARY II 発売記念イベント

          茅原実里 15周年ベストアルバム「SANCTUARYⅡ〜Minori Chihara Best Album〜」発売記念イベントin大阪に行ってきました。 内容をざっくりとまとめておきます。 とても素敵なイベントでした。 *************** 1回目 アニメイト回参加者は大体200人弱といったところ。SPIRALリリースイベント振替のときは1回目2回目ともに80人いるかいないか?!という感じだったので、シンプルに「こんなに入るんだ…」と「こんなにファンがいるんだ…

          2020/02/23 SANCTUARY II 発売記念イベント

          モラリティーの日

          モラリティーの日。 なんだそうな。今日は。 それは2月の中旬のこと。前のめりに、あっという間に及川光博さんに転がり落ちてから、毎日毎日新しい知識が増えていく。 子供の頃に経験した、授業の度に初めてを知って好奇心を躍らせるような…そんな感覚。まだまだやわらかい感性が身体に残っていたのだと思うと、少しこそばゆいけれど、うれしい。 一生にそう何度もない改元のタイミングで。平成の終わりから令和のはじまりを、まさかこんなに「及川光博」というコンテンツに心奪われたまま過ごすことにな

          モラリティーの日

          EMMA(Re)が嬉しかったおはなし。

          EMMA(Re)が終わってしまった! そしてもう一週間以上が経過してしまった!早すぎる! カテコで春陽さんも仰られていたが、まさか初演からわずか半年後の再演になるなんて。 確かに再演は望んでいたけれど、こんなに早くまた黄泉の国の住人に再会できるとは思わなかったので、やはり待ち望むものは声に出して叫び続けるものだな…としみじみ思う。あとがきの茅原さんのお話ではないけど、言霊の力の強さを感じてみたりなど。 初演と再演。 想像していたよりも変わっていなかったし、想像していたより

          EMMA(Re)が嬉しかったおはなし。

          M-Smile Presents HALLOWEEN PARTY 2018 ~EMMA~ 感想

          茅原実里さんファンクラブイベント『EMMA』に行ってきた。 ファン歴はそこそこ長い癖に、FCイベントに参加するのはエムステ以来2度目という謎の新規感を持ちながら。 4公演を終えて改めて実感した。 2018年。この平成最後の時期を、茅原実里さんに捧げられる自分がとても幸せ者だと。 2018年。今年は本当に、茅原実里さんを追い甲斐のある素晴らしい一年だと。 率直に申し上げて、舞台は本当に素晴らしかった。 みのりんで素晴らしい箇所を挙げるとするならば、特に「ショコラ」と「絵麻」の

          M-Smile Presents HALLOWEEN PARTY 2018 ~EMMA~ 感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 4人回感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~とは、2018年3月10日から4月1日まで行われていた、茅原実里座長による朗読劇のことである。 感想をTwitterに垂れ流してはいたが、Privatterやfusetterなどに投稿していたりしていたので、自分のための備忘録としてこちらにも同様の文章を置いておくこととする。 また是非ともあの5人で朗読劇をやってもらいたいものだ。 なお、未観劇の方には非常にわかりにくい文章である。あしからず。 当方癖の強

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 4人回感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 5人回感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~とは、2018年3月10日から4月1日まで行われていた、茅原実里座長による朗読劇のことである。 感想をTwitterに垂れ流してはいたが、Privatterやfusetterなどに投稿していたりしていたので、自分のための備忘録としてこちらにも同様の文章を置いておくこととする。 また是非ともあの5人で朗読劇をやってもらいたいものだ。 なお、未観劇の方には非常にわかりにくい文章である。あしからず。 女の子同士

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 5人回感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 3人回感想

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~とは、2018年3月10日から4月1日まで行われていた、茅原実里座長による朗読劇のことである。 感想をTwitterに垂れ流してはいたが、Privatterやfusetterなどに投稿していたりしていたので、自分のための備忘録としてこちらにも同様の文章を置いておくこととする。 また是非ともあの5人で朗読劇をやってもらいたいものだ。 なお、未観劇の方には非常にわかりにくい文章である。あしからず。 演出が巧み

          minori’s theater ~CRAZY MANSION!!~ 3人回感想

          声優・茅原実里からみるアイドルの見た目と楽曲の関係

          というタイトルで大学の授業のレポートを書いたのが、どうやらもう6年も前のことらしい。 6年ぶりに読んだそのレポートはあまりに稚拙で、今の自分の認識とは少しズレていたりもするが(ただ、自分の中で彼女をアイドル声優として認識していたことがあまり記憶にないことから、レポートを書くにあたりわかりやすいイメージを付与しただけなのだろうと思う)、せっかく面白いものを発掘したので、以下に掲載してみようと思う。 「声優・茅原実里からみるアイドルの見た目と楽曲の関係」 ≪目 次≫ 第Ⅰ章

          声優・茅原実里からみるアイドルの見た目と楽曲の関係