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コロナウイルスにかかりまして。

とても今更コロナウイルスにかかりました。今は感染してから、5日目。喉の痛みが引いて、爆裂鼻声とちょっと咳が出ている状態です。

ワクチンはこれまでに3回打っていて、最後に打ったのが2022年の3月22日。一年以上経っちゃって、もうほとんど効果なくなってたんだろうな。

発症から高熱まで

19日の早朝、喉の激痛で目が覚めた。トゲトゲが何本もある岩が喉に引っかかっているような今まで感じたことのない喉の痛さ。熱を測ったら、37.5度。お?様子がおかしいぞ?

平熱が低いので、37度超えるとまあ、しんどくて。とりあえず内科に行きました。最近は普通の風邪を引いた話を聞くことも増えてきて、コロナだとは思っていなくて、インフルか?扁桃炎か?と思ってました。

小さめの内科まで、歩いて向かう。熱のある方は外で待機&入り口と出口を別になっていて、安心できる病院。喉を見る限りコロナっぽいとのこと。まじかー。今抗原検査しても陰性になっちゃうだろうから、東京都の抗原検査キットに申し込むか、薬局で購入してくださいと言われて、東京都の抗原検査キットを申し込みました。

もうこの時にはだいぶ身体がしんどくて、横になりたい……と思いながら薬局で薬をもらい、いつもの倍の時間をかけて歩き、家に帰りました。とりあえずお風呂に入って、ヘロヘロになりながら隔離部屋の準備をして寝込みました……

寝込み始めたくらいから、もう38度超えていて。なのになぜか解熱剤のカロナールを頓服と勘違いして、解熱剤を飲まずに深夜になりました。39度近く出るようになって、もう一回よく薬の袋を見て、「いやこれ熱が下がったら頓服にしていいよ」ということかとやっと理解。解熱剤を飲んで、寝ました。

二日目の朝は、まだ深夜の解熱剤が効いていて、起きた時は37度後半くらい。寒気が酷く、ずっと鳥肌が立つ。丸まって、手足をさすりながら布団にくるまって過ごしました。寒気がくるとその後熱が上がる感じ。節々が痛くて、寝返りを打つのもしんどい……食後の解熱剤を飲む流れで過ごして、昼間は熱が上がっても38度くらいで過ごしていました。

東京都から届いた抗原検査キットをやってみる。これまでも出張や旅行前、ちょっと体調悪い時に、念の為やったことは何回もあって、全然、線でないなあなんて思ってた。初めての鼻で検査するタイプ。棒を鼻に入れて、クルクル回すからめちゃくちゃくしゃみが出る。クシュンクシュンしながら、検査すると陽性の線が赤紫色でがっつり出てる。ああコロナについになってしまった…と思いました。

深夜になると、ぐんぐん熱が上がり続けて眠れない…身体は痛いし、頭はガンガンするし、寒気もして。鼻が詰まって、喉が痛い。ハアハアって頑張って息をしないと、うまく息が吸えなくて、気づいたら39.6度になってました。パルスオキシメーターも届いていなかったし、他の指標もわかっていない。自宅隔離中で、私は1階、夫は3階で寝てるし、助けを求められない。え、やばい?救急車呼んだ方がいいのかな?とか考えは始める。平熱が低いので、39度後半が出ることが今ままでほとんどなくて、おそらく小学生ぶりくらい。自分の体温と息のしにくさにビビりすぎて、え、死ぬ?と考えてしまった。

コロナウイルスが流行してからの数年間、周りで感染している人も少なく、結構人ごとで。数日前まで元気だった人が、コロナに感染して、そのまま入院して、亡くなってしまう。そんな悲しいことがたくさん起きてたんだろうなと考えながら、熱に苦しんでました。自分もそうなったらどうしよう。一昨日まで元気満点だったのに…なんて考えていました。

時間も少し空いているし、と思って食後じゃないけど解熱剤を飲む。ちょっとずつ熱が下がってきて、なんとか寝付けました。コロナになって、この日の夜が一番辛かった。

喉が痛すぎて水が飲めん

3日目からは、熱が上がっても38度くらいまでで、ほんのちょっとずつ節々の痛みも無くなってきました。ただ喉が痛え。唾を飲み込むと、耳の奥まで痛い。本当にトゲトゲした痛みで、喉が動くとミリッ?ピシッ?とする感じ。

2日目までは、ガブガブと水を飲んでたんですが、3日目は喉が痛くて水が飲みにくい。飴を舐め、頑張って水を飲む。38度近くになったらカロナールを飲むを繰り返して、過ごしました。

4日目はほんのちょっとずつ喉の痛みが引いてきた!身体のだるさもほとんどない!爆裂鼻声だけ残っている!あんなに辛くて辛くて仕方なかったのに、人間の体ってすごいなあ、ちゃんと回復できるんだなあとしみじみしてしまいました。

5日目の今日は、軽い風邪かな?くらいの症状!熱も平熱に戻りました…
お菓子食べたくなるけど、熱下がったのにお菓子食べてたら太るなと思って我慢しています。

健康って素晴らしい

今年は3月中旬に階段で転び、3月下旬に適応障害で退職。だいぶ心が元に戻ってきた頃に、良性発作性頭位めまい症?という頭の角度が変わった時に目眩が起きるように。目眩が治ったと思ったらコロナですよ……

身体のどこも痛くなくて、痒くもなくて、正常に頭が動く(適応障害の時は頭が全然回らなかった)。健康でいられるってほんっとうに素晴らしくて、ありがたくて、すごいことなんだと実感しました。

そして休んでる間は、ずっとスマホでTwitterを見たり、YouTubeを見たり。Twitterを見ているとたくさんのシーメイトさんが、努力していたり、成果を出していたり。いつもならわたしも頑張るぞ!と思えるんですが、必要以上に落ち込んでしまった。自分が立ち止まっているからか、余計に。身体の体調が悪いと心までショボショボになっちゃうんだなあ。

身体も心も健康を保てるように、ちゃんと早寝早起きして、運動習慣を身につけようと心に決めました。こんなに酷い風邪を引いても、熱を上げて、頑張って治そうとしてる自分の身体に感謝して、労わって過ごしてあげたい。

え?死ぬ?って思った時、もっと周りに感謝すればよかったなあとか、もっとやりたいことたくさんやればよかったなあとか本能的に考えてしまった。ちゃんとやりたいことをたくさんするためにも健康を保って、勉強も仕事もして、周りの人に感謝しながらイキイキ過ごしたい。

パートナーよ、本当にありがとう

もう本当にパートナーの看病に救われました。この記事は、このことがちゃんと書きたかったので書き始めました。

毎食お粥とうどんのアレンジレシピ。とろみをつけた肉あんや、ゆでたほうれん草、ワカメ、桜えびが乗ってる。毎日違うアレンジで料理をしてくれて、毎日美味しくて本当にありがたかった。

プリンやジュース、アイスやシュークリームなど、デザートもたくさん準備してくれて、何か食べる?何かいるものある?と聞いてくれて。コロナにかかりながらも、食事をとても楽しんでいました(食欲も味覚もしっかりあった人)。

治りかけて調子に乗った私は、チキンタツタ食べたいなんていう戯言を言っていて。飲み込むの辛くない?と言われて、辛いです……と答え、うどんにしてもらったんですが、チキンタツタを買ってくれたようで。ちょっとずつリハビリねと言って、チキンタツタ1/4とポテトちょっと、ベーコンポテトパイ1/3を分けてくれた。神なのか。

挙げ句の果てに、生理になってしまったわたし。ナプキンを買ってきてもらおうと思ったら、パートナーがわたしに言わずに買いだめしていたものがあったらしく、出してくれました(災害用に買っておいたらしい)これがスパダリか?

本当にこの人と結婚してよかったなあと思いました。たくさん言葉をくれる人ではないですが、辛い時に支えようとしてくれるだけでありがたい。この気持ち忘れないようにしよう……

昨年の12月にパートナーがコロナになった時は、そこまでひどくなかったのもあって、ご飯を作って運ぶくらいしかできてなかったわたし。好きそうな飲み物とかも買ってきて渡したりしてたけど、こんなに献身的に看病できていなかった気がする。不甲斐ない。

しかも、本当は23日にパートナーが当てたマリオの映画の先行上映に行く予定だったんです。パートナー宛に任天堂から封筒が届いて、ニコニコニヤニヤしながら、封筒開けていて。よかったねえ、楽しみだねえなんて思ってたのに。行けなくなっちゃったのに、なんでそんな優しいんだ……

とりあえず、何かしらの形で恩返しするぞと目論んでおこう。

コロナウイルスにかかりまして

・もうかかりたくない
・これで重症化じゃないなんて信じられない
・健康ってすごくありがたいことだ
・パートナーを大切にしよう
・いつ死ぬかわからないから、やりたいことがすぐできるようにしておく
・すぐできることを後回しにしない(コロナになる直前にハローワークいくの後回しにしちゃった。失業保険の待機期間勿体無いことした)

公開するまでに2日経っちゃった。明日で隔離期間終わり!早く鼻声治らないかなあ。


ドラマ用サブスク代にします!