見出し画像

コートリル減薬作戦

こんにちは、K-baraです。

久しぶりのnoteです。

最近は、病気の方は特に書くこともないぐらい順調でした。それに加え、僕自身も資格試験に力入れていたりでnoteは少し放置していました。

まあ、書きたいことが思いついたら再開しようと考えていたところ、先月の診察で動きがありました。

それが、タイトルにもある通り「コートリル 」の減薬です。

◎下垂体機能とコートリル 

下垂体腺腫摘出術から約3年半、15mg/日と少量ですがずっと飲み続けてきたこの薬。

処方されていた理由を簡単に言うと、病気と手術のせいで落ちた下垂体機能を補うことです。

下垂体は小さな器官ですが、そこから沢山のホルモンを分泌していて、生命維持には欠かせない器官です。

私の場合、副腎に働きかけて副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の分泌を促すホルモンの分泌が低下していたため、それを補う意味でコートリルを処方されていたそうです。

ちなみに、このコルチゾールは一般的にステロイドと呼ばれる薬の主成分であり、多種多様な病気治療に利用されています。

適応症の一部↓↓

画像1

ステロイドの話になると、やたらと副作用ばがりが注目され「脱ステロイド!」とか「ステロイド不要!」のような極端な話が出てきます。それだけ、体重増加とかムーンフェイスといった分かりやすくて、なおかつ精神的に堪える副作用があるのは確かです。しかし、それを補って余りあるベネフィットがあるからこそ処方されているのです。

それに、人体にとってコルチゾールは必須のホルモンであり、これが無いとマジで死にます笑

普段からステロイド系の薬を服用している人が突然止めると、低血圧や低血糖と言ったショック症状を起こし、命に関わるので絶対にやってはいけないのです。

◎減薬のやり方

そんなコートリルですが、やはり僕としては飲まなくて良いのなら飲みたくないですし、朝晩2回はやはりめんどくさい笑

しかも、処方量が15mgなので、朝は1錠ですが夜は半錠なので持ち運びがしにくいのです。

画像3

そんな訳で、主治医に相談したところ、あっさりと「じゃあちょっと減らして、下垂体機能が戻っているか見てみましょう。」ってことになりました。やり方は単純で、コートリルは朝の1錠だけにして夜は無しに(一日あたり10mgへ)。ただし、しんどくなったら必ず追加で飲む!ってことになりました。そして、とりあえず1ヶ月続けて次回の採血結果でこれからどうするか判断するそうです。

◎これまでの経過

せっかくなので、減薬の経過も記録に残そうと思い、iPhoneのメモに服用記録と体調も記録してます。それがこちら↓↓

画像2

はじめのうちは、やや強めの倦怠感や眠気を感じました。しかし、今は徐々に身体が慣れてきて、日常生活には影響がない気がします。この調子でまた一つ薬が減ったらうれしい限りですね。ただし、ぶっ倒れたら元も子もないので、キツくなったら迷わず飲みます笑のらりくらり過ごして、1ヶ月後の検査で良い結果が得られるよう祈ってます。

ここまでお読みくださりありがとうございます。

しつこいようですが、薬は医師の指示に従い用法・用量を守って正しく飲みましょう!

何か副作用が気になるときは、遠慮なく医師に相談して、くれぐれも勝手に減薬や断薬をするのはやめておきましょう。それをやると、せっかく医療費を払っているのに、全責任を自分で抱えることになるので。

それではまた!