(続)チラシを意識して見る

先週の記事では、広告デザインの勉強の為に電車の中吊り広告を意識的に見てどう感じたかを書きました。今回はそれらを参考にして実践してみた感想をひっそりとここに残しておきます。

2019.2.11(月・祝) BRANDNEW ACTION Vol.11 開催決定!
・17:30 start
・ライブハウス東京音実劇場(二子玉川)

まず、弊社主催イベントの音楽ライブイベントが11回目を迎えます!出演アーティストが決まっていく中、イベントのフライヤーを作っています。そこで私なりに他のチラシを見ていいなと思ったことを取り入れてみました。

☆優先順位を考えてそこを目立たせる
「私は優先順位を考えずに作っていたことが多かったので、人が見てまず何に目が行くか、または、どこに誘導するかをもっと考えないといけないなと思いました。」というのが以前、中吊り広告を見始めた私なりの気づきでした。どこを目立たせるべきかと考え他のイベントフライヤーを見ていると日付を主張しているものが多いことに気づきました。確かに気になったイベントでまず思うのは自分の予定と合うかどうか。それと当たり前ですが出演アーティストの名前も大きく載っています。意外にアーティスト名だけだったりアーティスト写真が小さかったりするフライヤーが多かったです。ブラアクフライヤーでは写真を大きく使いたいと思い、優先順位を高くするのはアーティスト名・写真と日付にすることにしました。今までは日付や時間や場所などの情報を一か所にまとめていたので日付だけ大きくするのはバランスが崩れたりして最初はとても難しいなと感じました。フォントや色合いによっても見やすさが変わってくるので問題点がたくさん出てきて気づいたら違うことで悩んで本来の”アーティストと日付を主張”という優先を忘れていたりしました。優先順位を決めたのならベクトルを見失わないように気を付けなければいけません。でも最終的には今回、日付を大きくすることに変えて良かったなと思っています。

☆フォント、色の使い方を統一する
使いたいフォントや色をごちゃ混ぜで使って安っぽい高校の文化祭チラシみたいなものを作りがちな私が前回もう一つ広告やチラシを見て学んだことがこちらです。「フォントはほとんど1種類しか使っていないものばかりでした。全体的に統一感が出てとても綺麗にまとまっています。色は目立たせたいところだけアクセントカラーを使っています。」これをふまえて現在作成中のブラアクフライヤーを見てみると相変わらずフォントを何種類も使っていました。なので出来るだけ同じ種類のフォントを使い、少し変えたいところは太さなどを変えたりと統一感を保ちつつ全体のバランスを見ながら行っていきました。とがった明朝体を使えばかっこよくなりますが今回はブラアクのポップなイメージを重視して丸い字に決めたりもしました。本当は最初、アーティスト名をそのアーティストのイメージカラーで色を付けていましたが何色も使うとやっぱりバラバラ感、安っぽさを感じてしまい色は使わない方がいいと思いやめました。もう一つ色付けをやめた理由は、そこだけ目立ちすぎてせっかく大きくしていた日付情報が霞んでしまうからです。

ここまでくるのにかなり試行錯誤して時間をとってしまいました。しかし最近ある記事でレイアウトの時間短縮方法というのを知ったので自分なりに4つにまとめてみました。
①入れる情報を決める
②構成要素を全て置いてみる
③優先順位を決めて単色でレイアウトしていく
④最後に色付けや微調整をしていく
この記事はバナー広告の作り方を紹介している記事ですがその他のレイアウトにも使えると思いました。あくまでその記事を書いた人のまとめ方なのですが、私は色を最後に入れていくというところがもしかしたら自分にとってやりやすいのではと思い今後やっていこうと考えています。


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