ワールドトリガー考察:遊真はラストで割と元気になる説

まずはワールドトリガー連載再開、本当に本当におめでとうございます。
https://twitter.com/W_Trigger_off/status/1051638307354890240

嬉しさのあまり朝から興奮が抑えきれないレベルなのですが
ファンとして何か楽しい妄想でも一発かまそうと思い
勢いでつらつらと書きました。書いてしまいました。

というわけで考察「遊真はラストで割と元気になる説」です。

はじめに:遊真は今も瀕死の重傷らしい

そもそもワールドトリガーにおける遊真くんですが
単行本3巻P87でも「ゆっくりと死に近づいている」と説明されたり
劇中ではその命が風前の灯火であるかのような言及がなされています。
果たして、本当にそうなのでしょうか?

私が最初に気になったのは公式のQAで言及されていたこちらの内容です。

Q.遊真はトリオン体になってから眠らなくても良いとありましたが(94話)、お腹は空くんですか?
A.遊真は死にかけてる生身の生命維持に栄養を摂る必要があるので、他の人よりよく食べると思います。
https://twitter.com/W_Trigger_off/status/637968122545221633

確かトリオン体の設定ってこういう話がありましたよね。
「トリオン体で食事をした場合、生身以上に消化率が良く
 ほぼ100%を栄養に還元できる。ただし、満腹中枢が刺激されず
 食べ過ぎにより生身が太る恐れがある。」

…子供が三食全力で食べて常時100%吸収とか
遊真くん日本にいたら治るどころか肥えてしまうのでは?

というわけで、劇中の表現や公式QAで述べられている「事実ベース」の話と
それを踏まえた「推測ベース」の話を整理しつつ、表題の説について
書いていきます。

〇事実ベースの話

・遊真は命の危険がある状態でブラックトリガーを起動され
 その機能で生き永らえている。
・トリオン体で摂取した栄養はほぼ100%吸収される。
・遊真のトリオン体(換装前)はトリオン体の修復機能がある。(2話の事故)
・遊真のトリオン体(換装前)は生命維持の機能がある。

〇推測ベースの話(割りと飛躍有)

・事実ベースの4点を踏まえると、ブラックトリガーは自己修復機能付きの
 ICUみたいなものであることが予想される。
・一日三食(オヤツ有)、十分な栄養をガッツリとれるミデン環境に
 長期滞在したら、相当回復するのではないか。(チョンパ部分除く)
・遊真のケガが治らないと断言されていないのは、遊真の本体が
 異次元に隔離されており、現状が誰にも分からないためではないか。
・普通に生きて死ぬのも「ゆっくり死に近づいている」のは同じ。
 つまり今にも死にそうなイメージは葦原先生によるミスリードでは?
・有吾さんが「俺がすぐ 助けてやる」と言って
 命かけて作ったトリガーじゃあないですか!(こちらは余談に記載)

結論

というわけで、最終的にはこの推測ベースの5点の内容から
「遊真はラストで割と元気になる説」
を推したいと思います。
(まぁ、手足のチョンパはさすがに治らないんじゃないかなー)

いやーホントマジで連載再開おめでとうございます。
超嬉しい、単行本が待ち遠しい。
葦原先生、無理のないペースでよろしくお願いします!
最近の漫画で一番面白いと思ってます!

〇余談:有吾さんのブラックトリガーについて

ブラックトリガーを生み出す時、有吾さんが祈っていたのは
「元気になって、健やかに成長して欲しい」だったのではないかと
個人的には考えています。
私自身に子供はいませんが、友人達が子育てしているのを見ている中で
そんな風に思ったんですよ。

だからこそ、ブラックトリガーには「元気になるための生命維持機能」があり、「その場で得た力だけに頼らない学習型」になったのではないかと。
学べば学ぶだけ強くなるって、まるで我が子がすくすくと育って強くなる事を見越したかのような機能じゃないですか。
単純にその場の窮地を凌げばいいだけなら、その時点の最強装備でもよかったのに、そうはならなかった。
これは有吾さんの祈りが、そのようなブラックトリガーを生んだのではないかと思うんですよ。

長くなりましたが最後まで読んで頂きありがとうございました。
好きな作品について、あーでもないこーでもないって考えるの
やっぱ楽しいですよね。

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