技術に国境はない。

科学技術力を強みを持つ日本のディープテック企業は地球・人類レベルでの課題を解決できる可能性があります。

アマテラス登録者のスタートアップへの転職・副業希望者の特徴として、「社会をより良く変革し、次世代を担う成長産業で働きたい」
という方が多いことがあります。
そのような要望を満たすためには、全世界を視野に事業を展開しているディープテックをおススメしています。

日本が失われた３０年を過ごしてきた要因は製造業中心からIT産業にシフトした世界経済でイニシアチブを取れなかったことがあると思います。しかし、GAFAを中心とするIT産業も成長に翳りが見え始め、次世代への成長産業シフトが進みつつあります。

世界最大の資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンクCEOは「次の1,000社のユニコーンはグリーン・ビジネスから産まれる」と述べていますが、そうなるのであれば日本にとって再び世界のイニシアチブを取るチャンスです。

では日本が今後、イニシアチブを取ることが出来、インパクトある業界とは以下のような業界ではないでしょうか。　

• 日本が世界でも先行して課題に直面している業界

• 人類/地球課題を解決する可能性がありグローバル展開を前提とした業界

• 環境、医療、宇宙、素材、エネルギーなどコアな技術をベースとした業界

では具体的に、アマテラスが考える次世代を担うインパクトある業界を紹介します。

• 環境エネルギー問題の解決　→　クライメートテック

• 食料不足の解決　　　　　　→　フードテック

• 高齢化社会　　　　　　　　→　ヘルスケア

• 少子化問題の解決　　　　　→　フェムテック

• 人類生存の探索　　　　　　→　宇宙スタートアップ

• 人間能力の拡張　　　　　　→　ロボットスタートアップ

挙げればキリがないのですが特に上記分野は課題先進国である日本が世界に先駆けて直面していることでもあります。また日本の科学技術力を活かし、地球規模でリーダーとなれる分野であるため、希望も込めて成長してほしいと願っている分野でもあります。

クライメートテック

• チャレナジー（風力発電開発）

• メトロウェザー（風を可視化するドップラーライダー）

• 京都フュージョニアリング   （核融合技術）

• パワーエックス （洋上風力の電気を運ぶ船）

• EX-Fusion （レーザー核融合）

• ゼロボード （企業の脱炭素経営を支援）

• Helical Fusion（核融合炉の開発）

• JEPLAN（ケミカル製品リサイクル）

• WOTA （水の再利用）

• booost technologies （ＣＯ２排出量集計）

• シェルパ・アンド・カンパニー （ＥＳＧ経営をクラウドで支援）

• Space Power Technologies （無線給電）

フードテック

• DAIZ （大豆由来の植物肉）

• リージョナルフィッシュ （魚の可食部分増加）

• リグラス （コオロギからタンパク質生産）

• 坂の途中 （有機野菜栽培支援）

• テックマジック （フード調理ロボ）

• MORUS （蚕からタンパク質）

• インテグリカルチャー （培養肉開発）

• ネクストミーツ （代替肉開発）

• ムスカ （ハエから肥料・堆肥を創る）

ヘルスケア

• キュアアップ （アプリで禁煙処方）

• アイリス （感染症診断AI機器）

• スマートスキャン （脳ドック）

• Yuimedi （医療データの活用支援）

• Craif （尿検査でガンを早期発見）

バイオ

• EDITFORCE （RNA編集）

• SPIBER （タンパク質量産技術）

• アルガルバイオ （藻類開発）

• Heartseed （IPS細胞による心臓再生医療）

• QDレーザー（網膜に映像投影し、角膜障害の解消）　

フェムテック

• グレースバンク （卵子凍結）

• ステムセル研究所（臍帯血保管）

宇宙

• ALE （衛星開発）

• アクセルスペース（衛星開発）

• ispace （衛星開発）

• QPS （衛星開発）

• Pale Blue （水で動く小型衛星開発）

ロボティクス

• TURING （自動運転開発）

• テトラ・アビエーション （空飛ぶクルマ）

• スカイドライブ （空飛ぶクルマ）

• メルティンＭＭＩ （人間拡張ロボット）

IoT

• WASSHA （アフリカの未電化地域への電力供給）

• ウミトロン （水産養殖のスマート化）

• オリイ研究所 （ロボットで孤独を解消）

素材

• エレファンテック （印刷でつくる電子回路）

• TBM(水や木を使わず石灰石からの新素材)

AI/量子/ブロックチェーン等

• Gaudiy （ブロックチェーンを活用したファンコミュニティＰＦ）

• オルツ （AIクローン開発）

• ピクシーダストテクノロジーズ （波動制御技術をコアに開発）

• エー・スター・クォンタム （量子開発）

• QunaSys （量子開発）

• アダコテック（AIを活用して検品の自動化）

いかがでしょうか。ここに挙げた業界・スタートアップを見ていると明るい未来に希望を感じませんか？

自分の能力を発揮して世界にインパクトをもたらしたい、と考えるビジネスパーソンにとってはその意欲を存分に満たしてくれる業界・企業だとアマテラスは考えます。

日本には地球規模で人類を救うスタートアップが存在します。

未来の成長産業は課題に溢れていますが、そこで働くビジネスパーソンにとっては成長機会の宝庫と考えることもできます。

インパクトある業界への転職・副業を考えるときのヒントになれば嬉しいです。

以上