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海外の教育大学院に行くには?①

こんにちは。「ノーベル経済学賞 × 教育」のシリーズの続きを書こう書こうと思っていたら、2本目の修士論文の本格化、オンライン授業への切り替え、早期帰国の準備…とバタバタしているうちに、卒業して日本での仕事が再開してしまいました。。。笑

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授業がオンラインになってからは、キャンパスの中心部にある噴水も水が止まってしまい、寂しい雰囲気でした…授業はオンラインでも問題なくできたので、それはとてもありがたいことだったのですが。

今年に入ってからは「科学技術政策」「政治学」など、ちょっとこれまでの学びと違った内容にも手を出しつつ、オンラインの最終学期では

「因果推論」(=これまで書いてきた、ノーベル経済学賞2019のような内容)と、「機械学習」を融合させる

という授業を取って、これまたすぐに1万字くらい書けそうなトピックについて勉強したので、きちんとここでまとめていきたいと思います!

修士2年目では、PhD(博士課程)向けの授業を3つ取らせてもらって、ぐっと知見が深まりましたし、同時に学部生向けの授業も取って、学部生の人の生の声にもたくさん触れることができました。本当に、分野もレベルも、自分の目的に応じて自由に学びをデザインできるのはスタンフォードのいいところだと思っています。

…と、書くべきことはどちらかというと溜まってしまっているのですが、ありがたいことに、ここ最近、海外の教育大学院への留学を考えている人からしばしば問い合わせをいただきます。ですので、何回かに分けて、大学選びや出願プロセスなどについて、しばらく発信していこうかと思っています!(学んだことを長文で書き記す前のリハビリということで…笑)

海外の大学院への進学を考えている方が気になるのは、大きく分けて

①どうやって学費を賄うか(≒どうやって奨学金を得るか)
②どうやって志望校を選ぶか
③どうすれば受かるか

といったあたりだと思います。英語の勉強は③に含まれますね。

このうち①は、自分の場合、勤務先から出してもらうことが初めに決まっていたので、あまり参考になることは書けません。

②③も限られた経験の中でしか話せないものではあるのですが、教育大学院はそもそも進学者がとても少ないので、一例として何かの気づきのきっかけになれば!という気持ちで、よく聞かれることなどについてまとめていければと思います!(とはいえ、合格に至るまでの道は、人それぞれ全く違うものなので、より専門的な視点から、より多くの人に当てはまるアドバイスを得たい方は、プロの留学コンサルに相談することをお勧めします。)

というわけで、次回から、ちょくちょく聞かれることとして、

・アメリカの教育大学院に行くには、どれくらいの時間をかけて、何を準備すればいいのか?

・どんな人が受かるのか?

・スタンフォード教育大学院にはどんな修士プログラムがあるのか?(特にInternational Comparative Education (ICE)とInternational Education Policy Analysis (IEPA)はどう違うのか?

といったことについて書いていきます。皆さんの周りに、留学に興味のある方がいらっしゃったらぜひシェアしていただければと思います!ではでは。

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ドタバタで帰国したので学位記も郵送だったのですが、先日無事届きました!教育学と公共政策学で1つずつです。学位があってもなくても、留学中最高に楽しく学んだことには変わりないのですが、やっぱりDiplomaが残るのは嬉しいことですね。
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