見出し画像

無線ルーター(親機)のスイッチはどこが正解なの?

こんにちは。

ITサポートやパソコンの
トラブル解決の専門家として
活動している
後閑克己(ゴカンカツミ)です。


今回はパソコンネットワークに
関する記事をお届けします。


あなたの家ではWi-Fiをお使いでしょうか?


YESなら、そのWi-Fi(無線LAN ムセンラン)
はトラブルなく順調に使えていますか?


無線LAN (無線ルーター、Wi-Fiとも
ほぼ同じ意味) はとても便利な機器で
パソコン、スマートフォン、プリンター
などを接続して使う事ができます。


接続する利点は資源(機器や情報)を共有
できる事です。


資源の共有とは、例えば家族4人が
それぞれパソコンやタブレット端末
を使っている場合、プリンタも1人1台
必要かと言えばそんな事はなく、
共有して使う、すなわち1台をネット
ワーク接続して家族全員で使う事が
できる訳です。



もちろんインターネットも1契約で
家族全員が使えます。



そんな便利な無線LANですが、構築、
すなわち機器を接続して利用できる
ようにするにはある程度のネット
ワークの知識が必要です。



"ある程度" とは以下のような内容です。
・DHCP と 固定アドレス
・ルーター とアクセスポイントの違い
・無線の電波強度や到達範囲



LAN(ラン)とはローカルエリア
ネットワークの省略形で、事務所内とか
家庭内などの限られた空間内での
ネットワークをこう呼んでいます。



LANでは接続されているパソコン
などの端末やプリンター、NAS
(ネットワークディスク)といった
機器をIPアドレスいう番号で
管理しています。



その番号をあらかじめ割り振って
おくのが固定アドレス、機器の起動時
にルーターが割り当てるのがDHCPです。


一般的にはパソコンはDHCP、
その他の機器は固定アドレスが
採用される事が多いです。


ルーターとアクセスポイント(AP)
は小さなスイッチを切り替える
だけでどちらの機能にもなる機種が
多いのですが、その両者の性質は
全く別物です。


そしてそのスイッチが非常に
重要な役割をしています。


実際、ネットワークでのトラブルの
原因がこのスイッチを正しく切り替えて
いないだけという事も珍しくありません。


まず基本として、一つのネットワークに
ルーターは一つだけ接続します。


ルーターの機能を持った機器を同一
ネットワークに2台以上接続すると
上記のDHCPという機能が重複して
しまい正常に動作しなくなります。


例えば NTTレンタルルーター
→ エアーステーション という構成で、
NTTルーターにプロバイダを
登録する場合はエアーステーション
スイッチを AP や Bridge にします。

ルーターのスイッチ

逆に エアーステーション側に
プロバイダアカウントを登録する
場合はスイッチを RT や Router にします。
またはRouter を ONにします。


ルーターとはネットワークを制御
している心臓部の機器、アクセス
ポイントとは電波を発したり受けたりして
信号の流れを制御している機器です。


無線LANの電波は非常に微弱で、概ね
戸建住宅の中で使えるくらいの
実用距離となっています。


以前に注文を受けたお客様で、
実家に無線LANを入れれば5Km離れた
現在の住まいでも使えると思って
いた方もいらっしゃいましたが
これは大きな勘違いです。

管理者のLINE公式アカウント登録

LINE公式アカウント登録
LINE公式アカウント登録

友達登録していただきますとプレゼントを用意しています。

Youtubeチャンネル
フェイスブック
ツイッター
管理者への連絡は以下のお問い合せのフォームからお願いします。
https://happiness-jp.com/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?