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【航空大学校って何が良いの??】

あなたが若いうちにパイロットを目指す場合、一度は航空大学校について調べるかと思います。

2020年度航空大学校入学要項(概要や出願はこちらでご確認ください)→http://www.kouku-dai.ac.jp/02_enter/05.html

コメント 2020-01-05 172713

エアラインパイロットになるための訓練校選びとして、以下の三つが該当します。

①航空大学校
②大学のパイロットコース(東海大学、桜美林大学、法政大学、崇城大学等)
③民間訓練校(朝日航空、新日本航空、JPA、平田学園等)

上記三つの訓練校で何が違うのか??

かかる費用は??

まず、費用に関してはある程度の誤差はありますが、おおむねどちらも同じくらいです。(民間訓練校の場合、自家用操縦士をアメリカ等の海外でで訓練する際は国内と比べて安くなります。)

訓練期間は??

航空大学校:各段階によって訓練地が変わり規定上24か月(2年)
大学のパイロットコース:入学2年目から訓練に入り、4年夏ごろにすべての訓練課程が修了する場合多い)
民間訓練校:個人差にもよるが2~3年

期間については、多少の長い短いの差はあるが、大体2~3年です。

エアラインへの就職率は??

航空大学校:エアラインのドラフト制のようになっており、腕のいいパイロットから順に各エアラインへ分配されていく(補欠含めほぼ就職100%)
大学のパイロットコース:最近ではエアラインと提携した大学が多く、推薦としてエアラインに入る訓練生が多い
民間訓練校:各エアラインの採用募集をWEBで待つ。採用人数は「若干名」が多く、各エアラインの募集では約1000名の応募者の中から2~3名となるい。

大きく差が出るのはココです。

航空大学校には入れればとりあえずは就職は保証されたとみてよいでしょう。大学も就職率は高いが4年と拘束期間が長いため短期間でエアラインパイロットになりたいのであれば圧倒的に航空大学校がおすすめです。

一方、民間訓練校は、主に社会人を経験した後にパイロットを目指す人が多く、エアラインの一般採用募集に毎度挑戦しなければなりません。

また、民間訓練校は訓練後のアフターサポートがない場所が多く、卒業後技量維持をするがとても難しく、入社試験の実技ではある程度の技量がないと乗り越えるのは厳しいです。


2018年の各エアラインの一般採用情報ではこんな実態です(各エアライン就活生から聞いた話をまとめました)

ソラシドエア副操縦士候補生:約1000人応募のうち2名採用(二次試験に残った人は約17名)
スターフライヤー副操縦士候補生:約1000人応募のうち0名
ピーチアビエーション副操縦士候補生:約1000人応募のうち2~3名採用(実技審査のSIMではILS前のホールディングで横風40ktを設定させられるほぼ拷問に近い試験)

これは民間訓練校出身にとっては厳しすぎます、、。

さらにはソラシドエア、スターフライヤー、IBEXエアラインは2回目の応募は原則ダメ(願書だしても必ず落とされる)、ピーチアビエーションは自社養成を立ち上げたことからますます、エアラインパイロットの門が狭くなっている状況です。

いくらメンタルや体力があっても、3~4年就職先がないと心折れます。

以上のことをふまえるとやはり、若いうちであれば航空大学校が「エアラインパイロットになる最大の近道」なんだと思います。

それではまた次回、、!

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