休養期間明けの第1弾。
今回は「修復」をテーマに取材しました。

まずはお礼を申し上げたい。
実は心筋梗塞になる前から取材を進め、
頓挫していたこの企画。
お蔵入りするかもしれなかったにもかかわらず、
皆様に理解を示していただきました。
本当にありがとうございます。

皮肉にも、私の修復からの再スタート。
皆さんのお話を聴いていて気づいたことは、
修復を通して自身とどう向き合うか。

壊れてしまい諦めていたものが、
また手に戻ってくる。
それは物だけじゃないかもしれない。
そして、修復されたモノへの思いは更に深くなる。

そんなことを感じながら原稿を書いていた矢先に、
悲しい知らせが入った。
色々と重なることが多く、うちひしがれる。
なんで、なんで。

収録中も、気持ちがこみ上げてきた。
大竹まことさんは、そんな私の思いを理解してくれた。
人間は強いようで弱い。

私は、4年半で3回死の危険にさらされた。
幸い生かされている。
悩んだ挙句、ふたたびニンゲンを描いていくことを選んだ。

ニンゲンとは、人間の一部だと私は定義している。
人間の全てを描くのは不可能なのだ。
でも一部から、なにかが生まれると信じたい。
私に大きな力をくれたH氏に捧げます。

ふたたび、あなたの手に

どうぞお聴きください。

<文化放送 AM1134/FM91.6 >
　　
「大竹まことゴールデンラジオ！」
　13時～15時30分

「大竹発見伝 ザ・ゴールデンヒストリー
　『ふたたび、あなたの手に』」
　14時～14時10分位

９月１１日（月）福井圭一さん　　倉敷市在住
　　　『写真洗浄』真備町写真洗浄@あらいぐま岡山　顧問　　

　　１２日（火）角文喜さん　　　国分寺市在住
　　　『おもちゃドクター』国分寺おもちゃ病院　ドクター　

　　１３日（水）嵯峨拓也さん　　黒部市在住
　　　　　『レトロ自動販売機』ハンバーガー販売　　

　　１４日（木）大脇京子さん　　鎌倉市在住
　　　　　『金継ぎアーティスト』Goldenjoinery代表