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【CDレビュー(1)】Fantôme - 宇多田ヒカル

今回から、音楽ヲタクである、私HORIHORIの、CDレビューコーナーを開始してみようと思っております。

ただ、あんまり深掘りし過ぎてしまうと、キリが無くなってしまうので、ザックリとしたレビューをお届けできればなぁ、と。

まず、1枚目に選んだのは…。

宇多田ヒカルさんの、”Fantôme”という作品です。

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このアルバムは、全般的に「別れの曲」が多いような印象ですね。

”花束を君に”、”真夏の通り雨”、”桜流し”、などを聴いていると、「愛する人との別れ」というニュアンスがとても伝わってくると思います。

また、最後の曲に、”桜流し” を持ってきていることも、このアルバムにとっては非常に重要なことなのかなぁ、とも感じました。

この、余韻を残すようなアルバムの締めくくり方。聴いた後に残り続ける何とも言えない余韻。本当に、アルバムの世界にどっぷり浸り続けることが出来ましたね。

個人的には、”二時間だけのバカンス” で、椎名林檎さんとコラボしているのも、かなりグッと来ています(椎名林檎さんの大ファンということもあるのですが…)。

アルバム1枚を通して、「別れはとてもつらいことだけれど、でも、別れがあるからこそ、様々な感情に気付くことが出来るようになるのだ」というメッセージ性を感じられました。

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