Webディレクターとして意識したいこと

ディレクターには常にプロジェクトメンバーとのコミュニケーションが求められます。(クライアントも含めてプロジェクトメンバーとすることもありますが、ここではクライアントを除いた実制作に関わるメンバーとします)

では、そのメンバーは誰がアサインしているのでしょうか。

これは会社や人によって異なる部分だと思いますが、上司やチームリーダーが決めていたりして、ディレクター自信でアサインしているケースは多くないのではないでしょうか。

こうして決められたメンバーは、プロジェクトに適したメンバーというよりは、その時のリソース状況に応じて割り振られたメンバーであることが多いように感じます。ディレクターがアサインしている場合であっても、いつものメンバー、いつものパートナー(外注先)でチームを組むことが多いのではないでしょうか。

ディレクターには、プロジェクトに合わせて最適なメンバーをアサインし、最適なチームを組む能力が求められると考えています。

いつも同じメンバーで仕事をしていると、お互いの得意分野がわかってきたり、信頼関係が生まれて全部を説明しなくてもわかってもらえたり、いろいろなメリットがあります。単純に、新しいメンバーと組む時よりスムーズに事が進みます。

しかし、余程のスペシャリスト集団でもない限り、何となくいつも似たようなクオリティになり、マンネリ化してくるのもまた事実。

プロジェクトによってゴールは異なるので成果物も異なります。ビジュアルデザインのクオリティが重視される場合もあれば、複雑なシステムを構築する技術力が重視される場合もあります。いつものメンバーでは時間がかかったり、求められるクオリティに達することができないかもしれません。

そうならないためにも、プロジェクトに合ったメンバーでチームを組むことが重要になってきます。仕事をする環境によってはなかなか難しいことかもしれませんが、少なくともプロジェクトメンバーの構成には意識を向けたいもの。決められたメンバーと仕事をすることだけが正解ではないと。

今年は特に、このことを意識して行きたいと思います。

実際、これを実現するためには人を知ることと繋がりを持つことが前提になるのですが、これについてはまた別の機会にまとめてみます。


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