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WEB3BBで感じたこと

WEB3BB TOKYOへいってきました。
Web3というと、NFTかブロックチェーンでしょ?と思いがちだけど、このイベントはそれだけではない。

もちろん、ブロックチェーンやNFT話が多いんだけど、メタバースやXR、AIの話もたくさん出てくる。
要は未来のインターネット、新しいインターネット、これからのインターネットのイベントなのだ(という僕の勝手な解釈)

今回、ここ聞いて思ったことは今のところ下記の2点。
(たぶん、後からいろいろ思い返して調べると出てくると思う)

●生成系AIはインターネット広告の制作・運用業務を様変わりさせる
●ブランドはトークンで顧客と関係値をつくる

※上記はWEB3BB を体験した僕が思ったことで、WEB3BB で語られていた話も入っているけど、僕の妄想がかなり入っています。

●生成系AIはインターネット広告の制作・運用業務を様変わりさせる


生成系AIでテキスト作成や画像作成ができることは知られているが、インターネット広告のバナーや検索連動広告のテキストは生成系AIで作られるようになる。
おそらく、管理画面でリンク先のランディングページ(LP)URLを設定すれば、バナー案やテキスト案を作成するようになるだろう。これを人が選んでもよいし、すべてAI任せにしてしまっても良い。
AI任せにすると、AIが判断した優先順位で入稿され、AIによる効果測定を通して掲出されるバナーの順序が変わり、効果検証で得られたファインディングスを素に新たなバナーが制作される。
そして、掲出期間中の飽きや季節やトレンドの変化(による効果の変化)も加味されつつ最適化され続ける。深夜も早朝も土日も年末年始だったとしても。
こうなると、制作者も分析者も決裁者もいらない。
予算設定さえしておけばあとは自動化される。
月間数千万円のネット広告予算の企業は人が寄り添った方が良いだろうけど、月間100万円程度の予算であれば効果の増減よりも人件費削減の方がよっぽど費用対効果があるはずだ。

●ブランドはトークンで顧客と関係値をつくる


個人情報の取り扱いは年々面倒になっているし、クッキーレスを考えると個人情報を取得してもサイト外での顧客行動は取得しにくくなってくる。
ユーザーとしても会員登録したり、パーミッション確認するのもかなり面倒だ。
でも、これをNFTなんかのトークンを中心としたブロックチェーンが解決してくれるかもしれない。
詳しいことは僕も理解できていないけど、来店時や購入時やイベント参加時に顧客にNFTなどのトークン(以下、わかりやすくNFTと記載)を渡すということが始まる。
このNFT取得時にさまざまなパーミッション確認とともに特典を与える。
そして、このNFTで再来店や購入、リアルも含めたサイト外行動をトラッキングすることになるかもしれない。
トラッキングされた結果、ウザい販促に利用されるだけなら、たぶん、誰もそんなNFTは欲しがらないと思う。
でも、好きなブランドや情報がほしい商材が適切なタイミングで情報発信してくれるというのなら、NFTを引き換えに情報提供すると思う。

そんな企業コミュニケーションが当たり前になると、ブランドはこれまで以上に価値を持つことになる。
そして、接客や情報発信なども含めた顧客体験(CXともいうよね)はさらに重要視されるようになる。

とかとかといった刺激を受けられた2日間でした。
次回も行きたいです!

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