アメリカのホームレス達に大量のハンバーガーを配る動画
昼寝をして、アイスでも買ってこようかなぁなんて考えながらYouTubeを開いたら釘付けになってしまった。
大量に買ったハンバーガーをアメリカのホームレス達に配るという動画を見て、驚いたのはホームレスの人々が口々に感謝の言葉と、若者の無事を祈る言葉、そしてI love youを伝えるのだ。
海外では普通なのだろうかと逡巡したが、私の発想がおかしいことに気付いた。
私は、誰かに物を頂いたり、助けてもらったりしながら生きてきたが、他人の無事を祈ること、人を愛することから避けるように生きてきた。
さもそれがカッコ悪いかのように。
ホームレスの人々が口々に感謝と愛を伝える様子はCoolだった。私は今まできっと「可哀想な人」としてホームレス自体の生活に見向きもしなかった。
自分が如何に、贅沢と、不自由なく暮らせるかに固執しているかを思い知らされた。当たり前のように、なんの苦労もせずに食事と寝床があることは、視点を変えれば大変な贅沢である。
日本において、贅沢な一般家庭に暮らす我々は、毎日のように他人を憎み、嫉妬し、非難し、諍いを起こす。
生活が豊かであることが、感謝や愛を遠ざけている。
高級な何かを手にするあまり、高貴な心を手放すことのないよう胸に刻もう。
追記: stand.fmで改めて考えを伝えさせて頂きました。
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