vol.4 F値の世界
すっかり夏になってしまいました🤷♂️
最近は猛暑もすこーし和らいで過ごしやすい(ような)気候ですけれども…
以前は写真の明るさを決める3要素の1つ、SS(シャッタースピード)について少しお話しました。
まだ見ていない方はこちらから。
さて、今回はF値(絞り値)と呼ばれる、写真を撮る上で大切な要素2つめになります。
これ、かなり複雑なので頑張って習得してくださいね👍
F値とは
F値とは絞り値とも呼ばれてます。中学校の理科の授業とかで顕微鏡の台の下で光の量を調節するための絞り機構があったのですが覚えてますかね…?
簡単に言えば光の通る穴があり、その穴の大きさを変えることで入ってくる光の量を変える、という単純な機構です。でも、これ、奥が深いんですよ…🤔
さぁ、カメラがある人は是非出していただいて…
F値の項目を見つけてください。
ダイヤルを回せば数値が変わりますね。
お使いのレンズによって多少の違いがありますが、1.8〜22くらいまでの数値で動くと思います。
この数値が小さいほど絞りが開き、数値が大きくなるほど絞りが閉まります。
ということはもうわかりますかね。
絞りが開けば多くの光が入ってくるので写真は明るくなり、絞りが閉じれば光が通らなくなるので暗くなります。
まとめるとF値の値が小さいと明るくなり、F値の値が大きいと暗くなります。
そしてさらにF値の数値が小さければ小さいほど "ボケ"ます。
反対に大きくなればなるほど"ボケない"という感覚を覚えてもらえたらひとまずは大丈夫です🙆♂️
このF値を変えるだけでかなり写真の雰囲気は変わりますね。
この写真は、F値は2.8で撮影してます。
写真は明るく、そしてボッケボケです。
ピントは被写体の女の子に合わせていて、手前にある花と奥にある花はボケてます。
この写真はF値を12くらいに絞って撮影しています。ボケずに、手前にある花と奥の大学の建物まで全部にピント合ってますね。これは実は被写界深度合成という処理もしているのですが、まぁこのことについては別の記事で書く予定です。
こんな感じで、F値を変えると写真の雰囲気をガラッと変えれます。
F値をなんとなく理解できましたか?
実は、まだまだF値は深い内容なんです…😇
長くなるので次回もF値についてになります。
頑張って習得してくださいね👍
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?