夏にコロナに感染した。
ワクチンを３回、きちんと接種していたおかげか殆ど症状がなく済んだ。
かかりつけの医師に言われた。
「４回目のワクチンは11月中にね。年を越すと多分 有料になるかもしれないから忘れないで」。

悠長に構えていたら、どこの病院も集団場所も予約で埋まっていた。茫然としたわたし。
しかし、運命の女神が微笑んでくれた。
空きがあるのをやっと見つけた。
千葉駅からモノレールで23分の千城台駅直通の場所の集団接種。

夕方17時半からだ。
憂鬱でたまらない。副作用がひどいのだ。
特に3回目。
かかりつけの内科医のおじいちゃんドクターは、満面の笑みでこう言った。
「大丈夫、副作用が出た人はひとりもいなかったから。」
私は安心して受けたのに。

夜中に高熱を出して飛び起きた。
接種前にロキソニンを飲んでいたのに。全く効かなかった。トホホ…。
39度の高熱で、4日間も寝込んだ。
金曜日の夕方に打ったから、月曜日と火曜日は会社に行くことが出来ないくらい身体がフラフラだった。歩くのもしんどい。

さすがに、前の仕事場で同じだった人に助けを求めた。
連絡すると、ポカリやゼリー、ケーキ類のお菓子を持って来てくれた。
ありがたかったな。
だから今日の接種に備えて、ニリットルのポカリを買っておいた。
お湯を注げば食べれれるカップ焼きそばも。

こればかりは接種した後じゃないと副作用も分からない。
抗体がまだ効いてくれるなら、軽いかもしれない。かすかに祈ろう、軽いことを。

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