見出し画像

C96 コミックマーケット4日目!①

C96 コミックマーケット4日目に行ってきました。

本当はサークル参加の予定でしたがまさかの「落選」…

よって今回は一般参加にて、知り合いのサークルを陣中見舞いながらじっくりとコミケを堪能してきました。

今回、一般参加にてリサーチながら流し見してましたが、色々と勉強になりました。
サークル設営の仕方、特にアピールポイントがなんなのかは、一般参加でないと本当に気がつきません。

一生懸命作品を並べて、説明するも、その作品がどんな内容なのが、どんなコンセプトなのか、それが一見で伝わるサークルはほぼ皆無です。

コミケの一般参加者は、開場前にすでに詳細なリサーチを済ませて、自分の買いたいアイテムをほぼリスト化しています。故に、そのリストから外れているサークルが作品を手に取ってもらい、購入してもらうにはサークル設営の情報と、その場でのプレゼンに全てがかかっています。

コミケの性格上、アメ横よろしく大声での呼び込み、他のサークルを圧倒する派手な仕掛けは厳禁です。だからといって完全なる受け身で売り子がうつむく、スマホを見るなどでは、こちらが興味を持とうともそのきっかけすら作れません。

必要十分なアイテム情報と、クールなホスピタリティのある接客がバランスよく出来るかが鍵です。これは、コミケの風土に馴染みすぎてしまうと単なる空気サークルに、かといって過度な装飾で目立ち過ぎるのもアウェイ感が出る。

この辺は私がいつも音楽を教える時に最も大事だと言っている「バランス」に他なりません。

興味を持って回るもサークル側が情報発信不足、かつ完全なる受け身ではフリー客を完全に捨てているのと同義です。
どうもホントに多くのサークルがその辺の俯瞰ポイントからの客観的な視座に欠けているなと感じました。

この辺は本当にマーケティングの原点をリアルに体現しているなと、まさしくコミック「マーケット」だと納得して厳しい残暑の中帰りの電車で考えていました。

コミケについてのレポートはまたすぐに書きます。まずは今日はここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?