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会社員が27日連続で会社を休んで、カリブ海クルーズ旅行をする方法

会社員だと長い休みが取りづらく、大好きな旅行を諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。そして、こんな休めない仕事なんて、もう嫌だ!って思ってしまったり。

私は、フルタイムの正社員で会社に勤めています。2019年は、祝日や有休を組み合わせて、27日間のクルーズ&アメリカ旅行、10日間の東欧旅行、4日間のタイ旅行へ行きました。

どうやって!?と聞かれることが多いため、このnoteでは、実際の週末と祝日の組み合わせ方と、休みを取るためにとった行動を書きます。

使った休みの制度

私が勤めている会社では、

・有給休暇
・誕生日休暇
・土日祝日

で休むことができます。有休は、働いている年数が1年増えるたびに、1日ずつ追加される仕組みです。また、前年度から残っている有休も繰り越すことが可能です。誕生日休暇は、誕生日の前後2週間以内で取ることができます。

2019年度が始まった時点では、前年に付与されていた有休の繰越し分も含め、有休が19日分ありました。めっちゃ休める。

休んだ月のカレンダーを見てみよう

それでは、どのように休みを掛け合わせて、長期の休みを取得したのか説明します。休みの種類は4種類に分けています。

① 祝日 : 灰色
② 有休 : 赤
③ 土日 : 緑
④ 会社指定の休み:青

2019年5月〜東欧旅行(チェコ、オーストリア)

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5月10日(金)に日本を出発し、同じ日の夜にプラハへ到着。5月18日(土)にウィーンから日本へ帰国しました。10日間、日本にはいなかったことになりますが、移動時間があったので旅行に使った日数は8日間です。

この旅行では、有休6日と、土日4日を使いました。

残りの有休:13日

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2019年7月〜タイ旅行

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7月11日(木)の夜に出国し、深夜にバンコクへ到着。7月15日(月)の夜には日本へ帰国する予定でしたが、フライトがキャンセルになりました。そのため、日本へ帰国したのは16日(火)のお昼。そこから仕事へ直行し、なんとか有休扱いせずに済みました。旅行にトラブルはつきものですね。

この旅行では、誕生日休暇1日、土日2日、祝日1日を使いました。

残りの有休:13日

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2019年12月〜2020年1月〜クルーズ旅行

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12月20日に日本を出発し、同じ20日の夜にアメリカ着。22日からクルーズに乗船し、21日間の旅へ出かけました。帰港したのは1月11日。そこから、ワシントンDC(私が大学生活を過ごした場所です)へ行き、15日にワシントンDCを出発、16日に日本へ帰国しました。

この旅行では、有休14日、土日10日、会社指定の年末休暇4日、祝日2日を使いました。

残りの有休:−1日

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実は、この旅行の他にも5日間休みを取っていたので、残りの有休は-6日。

私の会社では、年の頭に有休が追加で付与されるようになっています。2020年1月1日、追加で16日分の有休を手に入れました。そのため、上記では有休が足りないように見えますが、日数は足りていました。

休みは、常に半年前から計画をすることで、土日祝日をフル活用し、合計41日を、旅に費やすことができました。計画って本当に大切です。

休むために取った行動

休める日数があったとしても、実際に休みを取得できるかは別の話です。私は、それぞれの休みを確実に取るために、「休みを匂わせる」、「普段から信頼される人になる」「周りの目を気にしない」の3点をすることで、無事、旅に出ることができました。

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① 休みを匂わせる

休みを取って旅に出ると決めた時から、旅行の計画を上司や周りに話をしはじめました。具体的に休みを取る計画は明言せず、○○に行きたいと思っている、だけです。クルーズの長期休みに関しては、半年前から休みを匂わせていました。

「この人は、休みを取ろうとしているな」と認知され始め、仕事に余裕ができたタイミングで、休みを申請しました。人は忙しいと、他人に厳しくなりますが、忙しくない時期は、心が寛大です。そこを狙って申請しました。

さらに、上司もきっと休みを取りたいと思っているはずだ!と思った私は、上司の休暇について積極的に話題を振りました。旅行で行くべきスポットの話をしていたら、上司も1週間の休暇を取ることに。周りの人が休めば、自分の休みも取りやすくなります。上司が気持ちよく休めるよう、全力で業務のサポートをし、明るく送り出しました。

休める空気を自ら作り出すことが、大事です。

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「私、人生で一回、カリブ海から夕陽を見てみたいんですよね〜」なんて匂わせるのもアリかも。

② 普段から信頼される人になる

上司も1人の人間です。仕事ができない人・やらない人に対しては、休みを快く承認はしてくれません。「それより仕事せえよ」と思う気持ちが大きくなります。そのため、私は、普段から100%以上の結果を残せるように行動をしていました。

信頼を得るための行動は、休みが承認をされた時点で終わりませんでした。休みが承認されたらまず、自分の抱えている業務を全て終わらす気持ちで仕事をしました。旅行の前は、追加の休みは取らずに仕事に集中。終わらない部分に関しては、数回にわたり、抜け漏れなく引き継ぎをしました。

そして、旅行へ行く前には、「PCを持っていきます!ネット環境めっちゃ強いんで、いざとなったら仕事しますね!」と声を大きめにして伝えました。

安心させることが、大事です。

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なお、仕事は一切していない

③ 周りの目を気にしない

日本の労働環境では、休みを取ることをよく思わない人が未だに多くいます。日本人の有休取得率は50%と言われているくらいですから(近隣国の韓国は、75%)、なんとなく、空気的に、取りづらいと思う人も多いはず。

私もそうでした。周りの関係者に「え、そんなの大丈夫なの?」とか、「クビになるんじゃない笑」など言われ続けました。親にさえ心配されましたが、今も仕事を続けています。

休みを申請することが怖くても、申請をしてみてください。断られたら、その理由を聞いて、休めるように調整しましょう。休みが承認されたら、誰から何を言われようと、それはあなたの権利なので休んでください。承認されたのに、会社をクビになるなんてことはありえません。

昔のオカンが言うように、「よそはよそ、うちはうち」。周りの目は気にせず、自分が必要としている休みをしっかりと取りましょう。

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さいごに

会社員でありながら、27日に渡る長期休暇を取るためには、信頼 and 計画 が全てです。

休みなんて取れないかも、とか、休みを申請するのが怖い、と思うかもしれません。私も実際にそうでした。でも、入念な計画を練った結果、がっつり休めています。少しだけ勇気を持って、長い休みを取ってみてはいかがでしょうか。

シンプルに、めちゃめちゃ楽しいですよ。(仕事も好きになれる)




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