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メキシコのグアダラハラでルチャ・リブレを観戦する方法と観戦した感想【前田家の世界一周】


Lucha Libre とは

ルチャ・リブレは、スペイン語で「自由なレスリング」を意味していますルチャ・リブレの歴史は、19世紀後半にメキシコで始まったといわれています。メキシコでは旅回りのサーカスやカーニバルが人気であり、その中でプロレスの要素が組み込まれるようになりました。

特徴は、カラフルなマスクをつけていることと、アクロバットやスピードを意識した技使うことです。それに対し、アメリカのレスリングは力技が多い。私が見た後に感じたのも、ルチャ・リブレは格闘技というよりはエンタメだったので、終始ショーを見ているような気分になれます。だから「自由なレスリング」なのかな。ノリが。

チケットの購入方法

グアダラハラのルチャ・リブレは「アリーナ・コリセオ」と呼ばれる会場で毎週火曜日の夜に行われます。会場でチケットを購入することもできますし、オンラインのチケット販売サイトのチケットマスターで事前購入をすることも可能です。

なお、チケットマスターへのリンクはnoteの公開エラーになってしまい、貼ることができませんでした。「Ticketmaster Arena Coliseo de Guadalajara」でググってください…。

座席表はチケットマスターで確認ができます。

ただしチケットマスターを見る限り、オンラインでは3列目以降しか買えない様子。私はチケットマスターを使い、きっちり3列目で観戦しました。3列目で600ペソ=4,900円なのでお手頃なエンタメです。1番安いのはBalconの300ペソですが、応援の仕方が荒い観客が楽しんでいるので、その雰囲気含め味わいたい人のみにお勧めします。

おすすめは、花道から時計回り180度折れたRING1です。なぜなら、レスラーが場外乱闘するのがRING1前のスペースだからです。搭乗時のアピールも基本その方向にやるので、良い写真もたくさん撮れると思います。

観客は絶対に怪我をしない程度に場外乱闘をしてくれる

花道横の席もおすすめです。レスラーを近くで見れるのと、退場時にはサインや写真を求めやすい席です。お目当てのレスラーがいなくても、サインや写真を撮っておけば思い出になること間違いなし。

これは最後にリングに駆け寄って撮ってもらったもの

入場方法

オンラインでチケットを購入した場合は、QRコード形式のチケットをチケットマスターのサイトからダウンロードすることができます。iPhoneユーザーであればWalletに追加することも可能です。

会場に入るとチケットを確認する列があるので、そこに並んでQRコードを人数分スキャンしてもらったら即入場できます。私たちは荷物を多く持っておらず、小さなポシェットサイズの鞄を私だけが持っていたため、特に荷物チェックはありませんでした。大きめの鞄の人はチェックされていました。

ちなみに入場時の写真は撮れていません。その理由は、ルチャ・リブレの会場がグアダラハラの中でも、治安が悪い地区と普通の地区の境目にあるからです。夜の試合かつ、人も多いため、会場に入るまではスマホは出さないことを徹底しながら入場しました。なお、会場の前までUberで向かっています。

会場内について

チケットをスキャンし、入場がすると一安心です。自分の他に更に観光客っぽい人がわんさかいます。欧米系の人も結構いるので、アジア人のマイノリティ1人でもないので、そこも安心要素でした。

リングがある会場の前に、お土産やスナックが買える売店エリアがあります。ルチャ・リブレの試合には観光ツアーも結構来ていることから、売店の売り子さんは英語が通じました。

壁のグラフィティがかっこいい

私はルチャ・リブレのマスクが書いてあるTシャツを買いました。240~50ペソくらいでした。久々にお土産を買おうと思うくらい激ツボなグッズに出会ってしまいました。普段買わないと、買った時の思い入れがより濃くなりますね。この試合がより思い出深くなりました。

超お気に入りです

飲み物やスナックは売店エリアで購入もできますし、試合中は野球の試合と同じように売り子さんに声をかければ買うことができます。私は飲んでいませんが、周りの方がビールやカクテル1杯を100ペソで買っていました。飲食以外にも、ブブゼラみたいに謎の音を出すグッズも売っていました。かなりやかましかったので、誰も買うなよ(圧)って思いました。

観覧席と売り子さん

試合について

試合は全部で5試合、2時間半ありました。そして試合は火曜日の21時開始と、激務な会社の飲み会みたいなスケジュールです。最初は女性のレスラーが対戦する試合から始まりました。

セクシーだけと逞しい

1試合が終わったら、どんどん次が続きます。スペイン語がわからないので、はっきりしないのですが、おそらく試合によっては何らかのテーマがありました。

これはおデブvs.おデブみたいなテーマ
※Gorditaっていうスペイン語を使っていたからおデブと書いています。
派手パンツのテーマ(多分違)

どの試合でも観客がしっかりと熱量を持って応援していて、一切手を抜かないのが熱かったです。観客同士のファニーな罵り合いもあったりして、会場全体でルチャ・リブレを楽しんでいる感がありました。汚い言葉もたくさん言っていたけど。

立ってるお兄さんがとても熱狂的だった
筋肉すごい

行った方がいい?

絶対行った方が良いです。グアダラハラに限らず、メキシコ・シティでもルチャ・リブレ専用の会場があります。お値段も手頃で、たっぷりと楽しめます。言葉がわからなくても、プロレスがわからなくても、なんかおもろいのがルチャ・リブレ。メキシコに来たら是非行ってみてください。


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