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ブラジル最大の都市サンパウロでは特に何もしなかったけど、グルメとショッピングが楽しめた【前田家の世界一周】

ブラジルに来ました。まずは、サンパウロからスタートです。

先日のnoteでは、フォグ・ド・イグアスからサンパウロまで長距離バスで移動し、サンパウロにある「博多 一幸舎」で二郎系インスパイアを食べたところまでお話をしました(こちらのnoteです)。その直後に、別の都市へ移っても良いくらい満足度は高かったのですが(←)、他の見たもの、食べたものについても触れたいと思います。

サンパウロは、2023年末から2024年初を過ごしました。


サンパウロについて

サンパウロはブラジルの東南部に位置しており、大西洋に面しています。ブラジル全体で最も人口の多い都市であり、周辺都市域を含めると数千万人に及びます。

ブラジルの全体図

私たちが訪れた時は、ちょうど年末年始。人口が1番多いと聞いていたのにも関わらず、サンパウロは静かで過ごしやすい、と思っていたのですが、どうやらこれは仮の姿だったようです。多くの住人は、バカンスでサンパウロの外に出るようで、普段の姿とは雲梯の差があるとのことでした。

「サンパウロとリオデジャネイロの違いって何?」と、元ブラジルの住人である父に聞いたところ「サンパウロはビジネスの街で、リオは観光」と言っていました。それもそのはず。サンパウロはブラジルの経済の中心であり、国内総生産(GDP)の大部分を占めています。金融機関や多くの企業が拠点を構えており、ビジネスのハブになっています。

サンパウロの公共交通機関

サンパウロの街中にはバスと電車が多く走っています。Google Mapで交通ルートが正しく表示されるので、便利です。

バスは片道1人、4.40レアル。電車は片道1人、5レアルです。

バス停には看板が立っていて、何番のバスが止まるかを確認することができます。こんなのあって当たり前!と思いたいですが、他の南米諸国では道端に立って、正しいバスに乗ることは運任せでした。正しい看板はレアです。

バスの車両は新しく、広々としています。下の写真の右側にいるおじさんはバスの係員さんです。現金で支払いをした際には、お釣りを出してくれます。交通系のカード以外にも現金が使えるので、観光客でも楽に乗れます。

南米でバスに乗るのはハードルが高く感じますが、サンパウロでは超イージーでした。

電車は、チケットカウンターで人数分のQRコード付きのチケットを買い、それを入り口でスキャンして入場します。カードで決済ができるかは不明です。

乗り心地もよく、家族で乗っている人もいるくらいでした。清潔感もありました。

全体のマップを見ると分かる通り、割と電車でどこへでも行けます。少なくとも、多くの長距離バスが発着している「Portuguesa - Tietê」から市内へはL1で容易に出れましたし、その後も観光している時は電車とバスを組み合わせて移動をしました。

Uberも、もちろんあります。ブラジルではUberが違法では無いようで、オープンに乗り降りができました。他の南米諸国ではコソコソしていたので、新鮮です。

「世界最大級」の日本人街、リベルダージ

サンパウロには、かの有名なリベルダージと呼ばれる地区があります。

サンパウロを突っ切っているL1沿いの駅で、アクセスが良い

ここには、南米最大の日本人街が存在しています。2018年には日本人のブラジル移住110周年のお祝いに、最寄りの駅名が「ジャポン・リベルダージ」に変更されたくらいの規模です。ブラジルの駅名に「日本」が付けられるって、どれだけの影響力があるの!?

レストランは、ラーメン屋の他に、お寿司屋さん、うどん屋さん、和食、すき家がありました。

(なお、すき屋は私たちも行ったのですが、1時間待ってもオーダーが出てこなくて、他のお客さんも色々とミスられていたのでお勧めはしません。)

食べたかったぜ、キムチ牛丼

日本人街は、メインストリートに鳥居があるだけではなく、細かい装飾も日本を意識させるものがあります。日本以外のアジア系の食材(特に野菜のもやし、ニラ、など)が売っているスーパーも豊富にあるため、食には困らなかったですし、自炊が捗りました。

滞在先について

滞在先は、リベルダージから徒歩10分にあるAirbnbでした。詳細はこちらのnoteでまとめておりますので、ぜひご覧ください。

サンパウロのグルメ

サンパウロの後に、ブラジルの色んな都市に行きました。振り返ってみると、総合的なグルメ指数はサンパウロが1番高かったように感じます。やはり人口が多い都市だけあって、美味しいお店も多いのでしょう。

先日のnoteで書いた「博多 一幸舎」の他にも(noteはこちら!)、2件最強におすすめしたいレストランに出会いました。

本格的な韓国冷麺が食べれる「Mishirion Shim Shim (싱싱)」
Google Map:こちら

ここは、地下鉄の駅「Mishirion Shim Shim (싱싱)」から歩いて15分ほどの場所にあるレストランです。レストランがあった場所の近辺には、大きめの韓国スーパーや他の韓国レストランが立ち並んでいたので、もしかすると韓国人街なのかもしれません。珍しい!

ここでは冷麺以外の韓国料理で、ビビンバやチャプチェなども食べれます。麺好きとしては冷麺一択でした。

ただ、ここで大きな間違いをしました。それは、ラージを頼んだことです。レギュラーとラージがあって、ブラジルにある韓国料理で、珍しいし、希少価値が高いから、量も少なめにしているのではないか?と考えました。なぜ?と聞かれると、わかりません。

パンチャンも盛りだくさん

まあまあ多めの大盛りでした。でも美味しい!ビビン冷麺だったので、ピリリと辛く本場の味がしました。具材として乗っていた牛肉はしっとりしていて、美味しい。水冷麺も食べたくなりました。

箸は進むのですが、お腹が段々といっぱいになってきます。でも、私の辞書に「麺を残す」というワードはありません。必死に完食まで行きましたが、お店を出た瞬間にリバース1秒前になりました。その場で動けなくなり、お腹を抱えながらUberで帰宅です。

この日を境に、夫から「麺の大盛り禁止令」が発令されました。

コスパ最高なシュラスコ「Tendall Grill」
Google Map : こちら
ブラジルといえばシュラスコです。お肉は国民食なので、サンパウロ内には多くのシュラスコがありました。日本にもある「Fogo de Chão」や「Barbacoa」といった国際的に有名なお店もありますが。せっかくサンパウロの現地まで来ているので、ローカルなお店に行こうと思いました。

そこで見つけたのが「Tendall Grill」です。口コミでも「しかし美味いので食べ過ぎに注意。昨日食べ過ぎて苦しかった。今夜も行きます。」や「テキパキと親切にサービスを提供し、私たちのあらゆる要求にすぐに応えてくれます。」といったコメントが多く、期待しながら向かいました。

結果、大正解。

2人でお腹いっぱい食べて、デザートとコーヒーを頼んで合計が5000円。お肉のクオリティも良く、どの部位も最低2回はテーブルに回って来て切り出してくれました。シュラスコによくあるサイドメニューも豊富で、特にナスのスパイス焼き?みたいなものが、すっごく好みでした。

安いのに、出し惜しみをしない姿、最強です。ウェイターさんはポルトガル語のみで話しますが、ボディーランゲージで全然通じます。皆さん、親切な方だったので安心して行けます。

日系美容室「DOMI」で久々に髪を切る

サンパウロには大きな日本人のコミュニティがあると聞いていたので、絶対に日系の美容室はあるだろう、と睨んでいたところ、「DOMI」と出会いました。Instagramや公式サイトはやっていないようで、口コミで営業されている美容室です。

髪のメンテナンスは、2023年9月のバンクーバー以来(noteはこちら!)です。5ヶ月ぶり?くらいのメンテ日だったのでワクワクでした。なぜなら、髪の毛がパッサパサの藁みたいだったからです。

限界の髪

ご夫婦で経営されているDOMIは、アシスタントさんなどはおらず、お2人で最初から最後まで担当してくださいます。もちろん日本語OKです。

日本で受けられる施術は一通り受けられて、カット、カラー(インナーブリーチ込み)とトリートメントをお願いしました。レイヤーを入れたスタイルで、海外っぽいスタイルになったのが新鮮でした。シャンプーも日本風にやってくれるので、頭皮からしっかり洗われる感覚です。終わった頃にはフワッフワの髪になっていて、頭が軽くなりました。

お値段は、恵比寿でカット、カラー、トリートメントのフルコースを2回受けられるくらいでした。

予約はWhatsappから連絡を入れました(日本語で予約ができます)。Whatsappの番号はFacebookページからご覧ください。

DOMIのFacebookページ
お店の場所はここです(Google Map)

色んな国で日系美容室の存在を調べましたが、サンパウロ以外で見つけることはできませんでした。もし、髪で失敗はしたくない!という方は、DOMIがおすすめです。

久々の買い物が嬉しすぎた件

日本を出て以来、生活の必需品以外の買い物をしていない。This is ストレス!!!!!!!!!!!!

そろそろ限界を迎えようとしていた頃に到着したのが、サンパウロでした。クリスマス(過ぎてたけど)もあったので、生活に不要なものを買うぞ!と意気込み向かったのが、以下のショッピングモールです。

JK Iguatemi 
Iguatemi Shopping

共に、ええところのショッピングモールといった感じで、ハイブランドを中心に揃っているモールでした。GINZA SIXみたいな感じ。

そして、クリスマスプレゼントとしていただいたのは、

じゃーーーーん!!!おシャネル!のサングラスです。嬉しいいいいいい!ありがとう!夫!!!!!!!

ラグジュアリーブランドであまり買い物をしたことがないので、びっくりしたのですが、サンパウロのシャネルでは1店舗、1客のみで接客をしてくれました。独占です。サングラスなのに。

サンダルで入店する勇気

品物もラグジュアリーですが、体験もラグジュアリー。特別な体験ができました。そんなところも含め単純にすごく嬉しくて、幸せなでした。

まとめ

サンパウロは、久々に東京の雰囲気に近い都市で、なんだか懐かしい気持ちになりました。何でもあるって、本当に便利ですよね。ここ数週間は「すべてが揃っていない街」で時間を過ごしていたからこそ、そう思うのかもしれません。

ちょっと疲れ始めた時にサンパウロへ行ったので、良い感じに充電ができました。ブラジルらしいことは特にしていないので、どない?って感じですが、とりあえずまた、二郎食べたい。


\私はこんな人です/

プロフィール:
1987年生まれ。埼玉出身、11歳まで大宮で育つ。そこから親の仕事の都合でアメリカ・ニュージャージー州へ。2011年に帰国し日系メーカーに新卒入社。そこから外資金融メディア→外資製薬→外資メディアへ転職。2021年7月11日(セブン・イレブン)に前田塁と入籍し、2023年8月に仕事を退職し夫と世界一周、新婚旅行へ。

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