母が嫌いだ。

ははははーははーはははははあああああああはは♪

ははははって鼻歌なのか、吐息なのか、笑い声なのかわからないまま、いつのまにか、はは=母になっている。「13のスープの話」のアルバムに入っている「太陽と月」っていう中ムラサトコさんの曲。

「ハハがーー♩ああああー♩嫌いだった。」

「気がつけば、ハハになあってぇ♩、いた。」

これを聴いていて、やっと、私は「母が嫌いだ」と認識できた。

内臓で母が嫌いだって思っていても、言語化されていないと自覚できないことある。言語化大事。
あれ?これ、もしかして。嫌がらせ?意地悪された?って思っても、言語化すると、思い違いだったってこともあるしね。まぼろし。

私、好き嫌いがはっきりしてるってよく言われるけど、そんなことない。嫌いだなって思っても我慢しちゃうことが多い。伝わらないって諦めちゃうことも多い。


私が主張したことや、私が一生懸命やっていたことや、私の意見や、それらをだいたいほとんど否定されて育てられたので、自分の意見が通るってことを信じることができない。だから、ある人が、黒っていってて、ほんとはこれは白だろう、白くなくても、グレーぐらいだよって、ことがあっても、言えない。言えない自分が苦しい。
でも!!!いえない自分がいるってことに気が付いただけで進歩だと思う。

夫にそれを話したら、そういう場合、夫はちゃんと白だって説明できる自信があるって。いいなあ。私もそれが欲しい。


私が中学生の時、継母との確執がすごくて、父に、「おかあさんは私たちの太陽みたいなものだから」って言われて、それ、違うし、全然。しかもなんかちょっといいこと言おうと思ってるけど、私のこと全くみれてないし、そんな言葉で、私、感動しないよ。って思ったけど、何も言えなくって、泣いてたなーって思いだした。


確執?違うよ、継母が一方的に継母のルールに則って、私を攻撃してただけなのに。どうして、父は私をその時、ちゃんと見てくれなかったんだろう。


こんな過去を引っ張り出してきて、昇華させてくれた、「太陽と月」すばらしい曲です。中ムラサトコさんの歌声。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?