見出し画像

気持ちは揺れる

例えるならそう、病み上がり。
あぁ、そうか。だから病な最中なわけでも元気なわけでもなかったんだって、この気持ちの立ち位置が分かったような気がした。
プラスがあれば元気になるし、マイナスがあれば悪化する。そんな日々なんだと知る。

病気ではないのだから甘えになってしまうのか、
元気ではないからって回復を待ってしまうのか。
無理やりも違う、頼りきりも違う、一向に間違い探し。
じゃあどれも正解にしてみる?
なんだか適当になってしまいそうだった。

いやだな、と思う気持ちは、いつしか
楽しいな、と思う気持ちを超えてしまっていた。
理想を描くような子とは、たぶんそういう面が違う。
いやだなを見てしまい、いやだなを見せてしまう。
楽しいことのほうが多いよっていう目線は大切だ。
じゃあ楽しいってなんだ、っていう問いかけは
その振り幅の大きさがゆえにまだ迷ってしまう。

人も同じだった。
だから行けなくなることだって繰り返した。
あのひとが、とか、誰かが、とか思いながら。
いることいないことで揉めることほど見たくない。

でもそんな人にさえ譲ってしまうほど、優しすぎるのかとも疑う。弱いわけじゃない。
優しすぎる人たちって黙っていなくなろうとするから。そんな人たちのことをどこか似たようなものを感じながら、いつもいつも思っている自分がいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?