コルセットについて。

コルセットへの依存

コルセットをしていた方が楽。

よく聞く言葉ですし、疼痛が出ている姿勢や動作によっては

その動きを変えてくれる要素を備えているので、間違いはありません。

ただ、楽を感じていることが全ていいことなのでしょうか?

楽ということは、心理面的な安心ができているからなのかもしれないですし

身体的な楽さを感じるから、そのような言葉が出るということが考えられます。

身体的な楽とは、自己筋力を利用せずに姿勢を保持することができるので

それは楽ですね。

そして、動きをサポートしてくれるから楽。

これは事実です。

対して、心理的な楽はどうでしょうか?

それがあることで楽と考えているならば、

それば無い状況となればどうなるでしょうか?

例えば、コルセットが逆に体に負担をかけている可能性が

あるとしたらどうでしょうか??

コルセットを装着した状態というのは、

腰部の可動性が低下します。

その状態では、骨盤-股関節の分離運動が少なくなります。

また、一つの剛体として振る舞うので、

慣性モーメントが高くなることが予測されます。

結果として、動かないから、腰部は楽だけど、

他の部位には慣性を止めなければいけない力がかかるので

余計な負担を強いられることになるわけです。

腰は楽だけど、結果的に痛みが続いているなら

コルセットを外すというのも、ひとつ選択肢として

必要では無いかと考えます。


今回の内容は以上となります!
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