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【NBA】WEST セミファイナル 途中経過

本日5月6日、セミファイナルの試合がそれぞれ2試合を終えたので、振り返る。

WEST
① サンズ 2−0 ④ マーベリックス

今シーズンのサンズは一味違うと思わせる試合となった。ブッカー・CP3(クリス・ポール)以外のプレイヤーが大きくステップアップしている。ブリッジスはディフェンス面においては、文句なし。加えて、オフェンス面においても、オフボールの動きやシュートセレクションが素晴らしい。ミスも少ない。エイトンやジョンソンも昨シーズンよりも大きく成長していると感じる。一方、クラウダーがおとなしい気もするが、ファイナルでの大仕事(ヤニス封じ)があるため、余力を残しているのだろう。ブッカー・CP3は言うことなし。
マブスはドンチッチが長くボールを持ちすぎている印象。ドンチッチ自身はポイントを重ねているが、スモールボールを敷いている以上、ボールとプレイヤーの動きを止めては旨味がない。ディフェンスの良いサンズ相手には尚更。ブランソン・ディンウィディーあたりがゴールにアタックしなければならない。ディフェンス面においては、CP3に自由にやられている。決して悪いわけではないが、CP3にとっては怖くないのだろう。ペリカンズのアルバラードのような嫌がるディフェンスを期待したい。

② グリズリーズ 1−1 ③ウォリアーズ

昨シーズンのプレーインの再戦となったシリーズ。ウォリアーズにとってはリベンジマッチ。トンプソンも復帰し、”New Death Lineup” が誕生したわけだが、シーズン通して好調だったグリズリーズはどう戦っていくか見ものだ。
試合は第1戦目から荒れた。前半残り1分、グリーンの一発退場を機に。攻守の核とも言えるグリーンを失い、ホームのグリズリーズ圧倒的有利だと思われたが、ウォリアーズが勝利した。ラスト1プレーまでもつれる展開となったが、モラントのレイアップが外れ勝負がついた。
第2戦目も荒れた。GP2(ゲイリー・ペイトン2世)に対するファウルでブルックスが一発退場。このファウルでGP2は肘を怪我し、復帰は未定だ。ブルックスは第3戦目の出場停止も決まった。GP2は今シリーズでプレーオフ初スタメンになり、モラントをよく抑えていた。GP2のキャリアを振り返ってみても、今回の怪我はとても悔しいことであり、チームにとってもかなりのマイナスになる。プレイヤーの怪我につながるファウルは、もう見たくない。結果としては、グリズリーズが勝利しタイに戻した。クラッチタイムのモラントは恐ろしい。ここを止める術がないとウォリアーズにとっては厳しいシリーズになる。


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