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やさしい世界につつまれている感覚

古来、日本には八百万やおよろずの神』がいると言われていましたが、それって要するに『満たされた世界』を指していたんだろうな、と思います。
まわりが敵に囲まれているのではなく、仲間というか、味方。
「やさしい世界につつまれている」という感覚が、『八百万信仰』の真髄ではないでしょうか。


じゃぁ、日本が常に平和だったかと言えば、そんなことはありません。
敵は存在したし、悪意やねたみ、そねみもありました。
ただ、それらが人間の感情であることを思うと、争いはもっぱら人間同士の間で起こった感じです。

有名な指摘ですが、アルフレッド・アドラー氏は「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言いました。


もちろん、自然が厳しさを見せる局面もありますが、日本の気候は総体として穏やかですよね。

なぜ、あらためてそんなことを書いているかというと、その辺に気づくだけで、日本人の幸福度は上がるのではないか、と思ったからです。
とかく暗いニュースや重い問題が聞こえてきますが、それらにしても『伝え方』によって感じ方は変わります。
「問題がない」と言っているわけではなく、誰かをおとしめたり、あおったりするニュアンスがあるならば、その裏にはやっぱり悪意がひそんでいるってことです。

そうした情報に適切に距離を取り、「やさしい世界につつまれている」と感じられたらいいな、と。
そんなことを思っている、土曜の朝です。




『トラスト・プロジェクト』は、画像生成AIを使って未来のヴィジョンを描き出し、共有する企画です。
明るく、幸せな未来を思い描くことで、その景色を引き寄せます。
概要解説のnote記事はこちらです ▼▼▼

早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け

みんなで行くには進め方が大切ですね 😊


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