見出し画像

「あっぱれ」と「やばい」が似ている点

久しぶりに気持ちのいい天気になりました。
空が青いだけで、気持ちのギアが上がりますね。
今日は桜の花も映えそうです 😊

ところで、わが家では最近「あっぱれ」という言葉が流行っています。
周期的に、王様的な言動や殿様的な言動が流行るのですが、「あっぱれ」は後者ですね。

漢字が『天晴れ』なのは知っていましたが、語源をさぐってみたところ、なんと元々は『あはれ=現代語では「あわれ」』だったのだとか。
今では「あわれ」「哀れ」と書きますから、物悲しいですね。
つまり、最初は『しみじみとおもむきがあるさま』ということで、善いことにも悪いことにも使っていたようです。
なんだか、「やばい」に通じますね。

善いか悪いかは価値判断ですが、感情の動きと価値判断はイコールではないので、こうした語法の変化は往々にして起こります。
正しい(とされる)語法はもちろん大切ですが、時代の流れによって意味やニュアンスが変わるのが、言葉の難しいところであり、おもしろいところですね 😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?