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反面教師からの学びには時間がかかる

タイトルの意味は、ことさらひねりはなく、そのままです 😊
反面教師は、確かに教師にはなってくれるのですが、否定形の学びなので回り道なんですよね。
「そうなっちゃいけない」と頭でわかっていても、自分が本当にそうなってみるまで、なかなか腑に落ちないからです(涙)

これまた『無い物ねだり』の論理に近いと思います。


具体的な例をあげると、(わたしもそうなんですが)親がケンカばかりをしていた家庭の子供は、「あんな結婚生活は嫌だ……」と思いながら、やっぱりそうした家庭を再現してしまいがち。
それは、潜在意識に『結婚生活とは価値観の違う男女のせめぎあいだ』という思い込みがあるからなのでしょう。

わたし自身、「だから、それをうまく調整したい」とは考えていましたが、その思い込み自体を書き換えるには離婚の経験が必要でした。
幸い、二度目は『結婚生活とは楽しいものだ』と思える日常になっています 😊


あと、反面教師の問題点は、直接お礼がいいにくいことです。

認識の中で「あの辛い経験があったからこそ、今の自分がある」とは思えても、それを直接本人に言うのは嫌味。
「辛い経験をさせてくれて、ありがとう!」って、あからさまに喧嘩を売っている感じですよね 😊
結果、『先生にお礼を言えない』という不義理が生じます。

できることは恩返しではなく、恩送り。
誰か他の人に、自分の学びを伝えることでしょうか。
反面教師からの学びには、やっぱり時間がかかるなぁ、と思います。


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