姥捨て山アナザーストーリー(人間の業)を考えてみた。心臓の弱い方、18歳以下は閲覧禁止

本家は、感動する物語。

少し路線を変えて、FPSゲーム風に仕上げてみた。

とある所に老いた夫婦がいました。息子夫婦と孫の6人家族。

その国では、ある年齢以上になると老人を山に捨てるという習慣がありました。

息子夫婦は、この国の習慣を守るため、山に向かう準備を進めています。

山に向かう途中、息子夫婦の意見が分かれて別行動となりました。

息子は老夫婦をそのまま山に捨てに行きます。

嫁は、別の道で夫を暗殺するための刺客を用意していました。少し離れて、その刺客の後をついていきます。

息子が山に老夫婦を置き去りにすると、老夫婦は用意してあった弁当を息子に渡しました。

腹が減っていた息子は、弁当を疑うこともせず一気に平らげました。

すると、息子はあっという間に死んでしまいました。

老夫婦の作った弁当には、毒が盛られていたのです。

山の頂上では老夫婦が息子の死体を埋めて隠し、嫁が来るのを待ち構えます。

そうとは知らず、刺客の後をついていく嫁。頂上では老夫婦が、向かっていったのは刺客。頂上で鉢合わせてしまいます。

積年の恨みを晴らすため、刺客は頂上で、老夫婦を殺害します。

後から頂上に着いた嫁は、惨劇に驚くも、今度は刺客を後ろから殺害します。

家でひとり待つ孫。母の帰りが遅いので、意を決して山に向かうことにします。山頂での惨劇を目にした孫。老夫婦と、見たことのない刺客の死体。そして、母だけの姿が見えません。孫は刺客が祖父達を殺したものだと思い、刺客の死体を燃やしました。

仕方なく家に帰る孫。家には母親がニッコリと微笑んで、迎えてくれました。これで、財産は全部自分たちの物。父親は旅に出て帰ってこない(離婚)と子供には説明しました。

おわり。

結論。バトル・ロワイアル風になってしまった。

虐待していたのは誰で、虐待されていたのは誰か?

息子夫婦、老夫婦、どちらが悪徳か?

刺客は、昔老夫婦に両親を殺された恨みを持っていたという事実。

最後に残った孫が1番の勝者かもね。

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