雨だったはずの週間予報は、みごとにハズレた。東京・下北沢のオシャレな”商店街”「BONUS TRACK」を朝日が照らす。空を見上げる。青い。日本海側の福岡の灰色の空とは違い、太平洋側の東京の冬の空は、気持ちのいい色をしていた。2023年12月16日（土）。そう、今日は「Podcast Weekend 2023 Winter」だ。

サラリーマンキャンパー「金曜日の焚火会」

僕は、ポッドキャストで「金曜日の焚火会」という番組をやってるサラリーマンキャンパーの横山智徳。金曜日の仕事帰りに居酒屋さんに飲みに行くかわりに、九州各地のキャンプ場に出かけて、2人の仲間とお酒を飲みながら番組を収録している。メンバーは、同じ会社の同僚の梁京燮（りょう・きょうしょう）と中富一史。ときどきケンカをしながらも、かれこれ2年半、仲良く番組を作っている

ガイド本「本当に無料でいいんですか」

準備が進む会場で、懐かしい顔が近づいてきた。KaiCoziさんだ。「金曜日の焚火会」のヘビーリスナーさんで、去年の「Podcast Weekend AUTUMN ‘22」でも、僕らのブースの手伝いをしてくれた。商品が入ったダンボールを僕から取り上げると「準備はしておくから、先に受付やっておいで」と案内してくれた。「アザース！ 今年も頼りにしてます」。

　やった！ さっそく受付でゲットした。「Podcast Weekend 公式ガイドブック」だ。グルメガイド「ミシュラン」を少し小さくした感じの真っ赤の表紙のガイド本。「おおおおおおおお！」。僕らも載ってる！ それもカラーで！ 感動！ これを手にしただけでも、九州の田舎から出てきた甲斐があった（涙）。

ポッドキャスターはみんなお友だち

　オープンの午前11時前から、会場はお客さんでにぎわっていた。僕らブースのお隣さんは、去年も出店されてた「マンガ760 」のお二人。お向かいは「忘れたみたい夜だから」の内海あささん。内海さんとは、今回のイベントのPR番組でコラボしたので、初めましてだけど、初めましてじゃない感じ。あたり前なんだけど、ポッドキャスターって、ポッドキャストが大好きだから、たくさんの番組を聞いている。お互いがリスナー同士ってこともよくある。初対面でも、昔からの友だちみたいに一気に距離が縮まる。

キャンプ好きの息子のために作った焼肉のタレ

　ところで、僕らが会場で販売したのは「金曜日の焼肉のタレ」と「オリジナルTシャツ」と「オリジナルステッカーセット」の3種類。
「金曜日の焼肉のタレ」は、梁の実家で老舗キムチ店「錦山商店」（山口県下関市）を営むお母さんが、キャンプ好きの息子のために作った焼肉のタレ。僕らも毎回キャンプで使っていて、焼肉に良し、煮魚に良し、福岡の名物「もつ鍋」にも良しの万能ダレ。
　「オリジナルＴシャツ」は、僕らも入っているポッドキャストの勉強会「樋口塾」のイッシュウさんがデザインしてくれた。「オリジナルステッカー」は、九州の登山誌「のぼろ」で活躍するデザイナーの村上智一さんの作品だ。飲んだくれサラリーマンキャンパーは、多くの方に支えていただいている。いつも、ありがとうございます。

　おかげさまで「金曜日の焼肉のタレ」は午前中で完売。お買い上げいただいたみなさま、本当に感謝、感謝でございます。また、売り切れで買えなかったみなさま、1月中旬になりますが、ポチっていただいたら、お送りいたします。

ということで、僕らもイベントを楽しもうとビール片手に会場を回ってきます。　続く・・・