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SNSマーケティングの鍵は「UGC」「ULSSAS」

SNSマーケティングをやっている企業向けの内容です。

SNSを使って集客したり、ブランディングしたり、様々なことに活用ができるSNSですが、集客に繋がらなかったり、コンテンツを読まれているのに売上に繋がらなかったりしていませんか?

SNSの利用価値は分かっているけれどうまく活用ができていない、そんなあなたに、SNSマーケティングの鍵と言われる「UGC」「ULSSAS」について解説します。


■「UGC」とは

UGC=User Generated Contents

ユーザーが作ったコンテンツと訳ができますが、具体的には一般のユーザーが投稿する内容のことを指します。

Twitterでのツイートや、インスタやFacebookでの投稿など、SNS上でユーザーが行う口コミすべてがUGCと呼びます。


■時代背景の変化

SNSが急速に普及しているなかで、今もなおSNSを利用するユーザーは増加傾向にあります。
そしてあるアンケートでは20代~30代の女性のうち、約65%がSNSをきっかけに、購買やイベントに参加した経験があると回答しています。

人がモノを買う時に最も影響を受けることは、家族や友人、知人からの口コミです。
特に、昼間ネットに触れているユーザー程知り合いからの口コミの影響を受けやすいとされています。知らない誰かが書いた記事よりも、信頼ができる情報と判断しているようです。

UGCはユーザーが自分の意志で発信するコンテンツのため、信頼ができ興味を持ちやすいとされています。


■「UGC」の特徴

ポイントは3つあります。

①情報の信頼性が高い
②行動転換が起こりやすい
③シェアされやすい

今では、UGC方が、企業の広告よりも信頼されやすくなっています。これは、ユーザーのネットに対するリテラシーが年々上がってきていることから、広告を信じないユーザーが増えてきているためです。


■SNS運用はフォロアーの質が鍵となる

企業でSNSを活用する際に、フォロアー数を増やすことが目的になっていませんか?
フォロアーを増やすことはあくまで手段であり、目的は売り上げを上げることや、採用の応募数を増やすことなど企業によってあるはずです。

むやみにフォロワーを増やしても目的が達成できなければ意味がありません。フォロワーの質が大事になります。

フォロワーの中によりコアなフォロワーを集め、企業アカウントの代わりにコンテンツを拡散してもらったり、UGCを増やしてもらうことで情報が伝播しやすくなります。

ここで必要になる考え方がこちらです。

①UGCが生まれやすい企画を考えること
②生まれたUGCを効果的に拡散すること

この点は、飲料メーカーが上手な企画を考えている印象がありますので、サントリーやコカ・コーラなど事例を探してみてください。


■SNS時代の購買プロセス「ULSSAS」とは?

U:UGC
L:Like
S:Search1(SNS内検索)
S:Search2(検索エンジンの活用 [Google/Yahoo])
A:Action
S:Spread(share)

このプロセスのポイントは、UGCつまり口コミが起点となっていることです。

①ユーザーが商品を購入して写真つきの投稿を行う(UGC)
②その投稿を見たユーザーが「イイネ」やリツイートをする(Like)
③リツイートされた商品が気になったユーザーがSNS内で情報を集める(Search1)
④商品を購入できるサイトや店舗検索を行う(Search2)
⑤店舗またはサイトを訪問し購入する(Action)
⑥購入した商品の写真を撮り、投稿する(Spread/Share)

②その投稿を見たユーザーが「イイネ」やリツイートをする(Like)

こうしたサイクルが生まれるようになります。
このサイクルを作るために質の高いフォロワーが必要になります。

質の高いフォロワーを生み出すために、質の高い商品・サービスを作っている必要があります。


■まとめ

SNSマーケティングの要は「UGC」であり、SNSで「UGC」をアップさせることが鍵になります。

また、UGCを起点としたサイクルを回すことで、継続した目的に繋がる可能性が高いということです。

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