売上に繋がる「アンケート」の質問はこれ!
よく店舗を訪れたり、セミナーに参加した際に「アンケート」をお願いされたことはないでしょうか?
では、なぜ多くの企業がアンケートを取るのでしょうか。
■結論
アンケートを取る目的は、お客様の直接の声にこそ、売れるチラシ・DM・ホームページ等に必要な言葉が詰まっているからです。
しかし、アンケートも長くたくさん質問を並べれば良いわけではありません。
では、どのようなアンケートが効果的なのでしょうか。
■効果的なアンケート 3つのポイント
①最適な情報を集めるアンケート用紙を使う
②購入プロセスや自社の強みを知り、販売戦略を立てる
③アンケートの回答から魅力的なキャッチコピーを作る
①最適な情報を集めるアンケート用紙を使う
★A4用紙1枚分のアンケートにする
お客様に嫌がられず書いてもらえるサイズだからです。
アンケートを5分~10分程度で書いてもらうには、A4サイズ1枚くらいが限界です。
そして、記入時間が長いほど回答者の心理的負担が多くなり、正確な情報が得づらいと言われています。
では、少ない負担で、最大限の効果を得るためにはどんな質問が良いのでしょうか。
それは、「5つの心理段階」に対応した質問を作ることです。
★5つの心理段階
では、それぞれに対応する質問を紹介します。
【欲求発生】
Q1 商品を買う前に、どんなことで悩んでいましたか?
【情報収集】
Q2 どのように、この商品を知りましたか?
【購入不安】
Q3 この商品を知ってすぐに購入しましたか?
もし購入してなかったとしたら、どんなことが不安になりましたか?
【購入実行】
Q4 いろいろな商品がある中で、何が決め手となってこの商品を購入しましたか?
【購入評価】
Q5 実際に使ってみていかがですか?
成功している企業やお店の代表は、自社ユーザーの5つの心理段階を正確に把握できているため、適した場所で適したユーザーに商品・サービスの提供ができているのです。
②購入プロセスや自社の強みを知り、販売戦略を立てる
アンケートにより、お客様の購入プロセスを知ることができます。
それにより、なぜ自社の商品を購入してもらえたのかを知ることができ、自社の強みが分かります。
これにより、どんな販促ツールで、どんな内容をアピールすればよいか、そして利益が上がらない理由が分かります。そのため販売戦略が立てやすくなります。
③アンケートの回答から魅力的なキャッチコピーを作る
マーケッターなら誰しもが考える「キャッチコピー」を作る際にアンケートが非常に役立ちます。
自社の商品を使ってどうなれるのか、それをコピーにすることができ、内容はアンケートから持ってくることができます。
では、どの質問を参考にするのか。
それがこちらです。
Q4 いろいろな商品がある中で、何が決め手となってこの商品を購入しましたか?
ユーザーの決め手となった理由に、具体的な数字を入れたりして他のユーザーにも刺さりやすくするなど工夫することでコピーが作れます。
■まとめ
今回は、アンケートに注目した内容をまとめました。
アンケートは価値ある情報だけを厳選して集めることが重要です。
またそれらは事業戦略やキャッチコピーなど応用が可能となる貴重な情報です。
アンケートを作成する場合には参考にしてみてください。
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