同僚がトイストーリー4をみてからというもの、考え方が(静かに恐ろしく)変わってしまったので 僕はあえて見ないでおいてたのですが、今日観てみたんだ。マジであれ 転職の話だとは思った。でも、転職を推奨してるわけじゃないと思うんだ。
「俺がついてるぜ」にはじまり「おもちゃであること」の従属とか依存と和解することでの自己肯定と 新入社員に仕事を任せられる他者肯定スキルを身につけて いい大人になろう！仕事はいいもんだぜ！ってなことをいいたいんだとおもう。
水を飲ませるためにはのとを渇かせないといけないように、仕事の良さの話をするためには 仕事を失ったり 転職する話だったり自立して後任に任せる話にする必要があるし、トイストーリーシリーズの「過剰な従属意識」を罪悪感とか免罪意識でクリエーターが破壊したくなるのは あり得ると思う。内発的な動機がなきゃ、あんな都合の悪い話はやらないからだ。あるいは、ディズニーが内発的な動機風の見栄えに演出するマーケティングがすごいってことだ。
「仕事が本質で職場は本質ではない」ってことがピクサーがいいたいなら ピクサーみたいな恵まれた職場の人たちが発するメッセージとしては リアルであり得るようにも思う。ピクサーには単純に「転職は正義！」みたいな短絡的なメッセージを発信する動機も環境もない。そもそもウッディは転職に失敗しててそういうメッセージにはなってないと思う。「仕事は素晴らしい」、やっぱりこれがいいたいんじゃないかな。「カーズ／クロスロード」と本質は同じだと思う。転職の話のようで、転職の話ではないと思うんだ。

しらんけど。奥田民生のが僕は好きです。あと、ぼくはツイてると思います。