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ChatGPTの効果 バイアスの修正

この記事はラフドラフトです。修正される可能性があります。

ひとには皆それぞれのバイアスがあります。バイアスとは先入観や偏見や思い込みなどを指します。

将来のある時点で目指す姿があったとします。目指す姿に向かっては、常に選択の幅は広がっていますが、バイアスがあるとどうしても一定の選択をしてしまうようになります。目指していたゴールが、バイアスによって選択された先に偶然にもあればよいのですが、そうではないことの方が多いでしょう。

そのため、我々は軌道修正をしながらゴールを目指す作業を続けるわけですが、軌道修正のタイミングの取り方には様々あります。図にするとこんなイメージです。

では軌道修正のタイミングとはどういうものでしょうか。上記の図でいう小さな黒枠丸の位置ですが、たとえばこんなものがあるでしょう。

1)先生、師匠、メンター、友人からのアドバイス
2)客観的・定量的な試験やテストなどによる現在位置の把握
3)アンケートやサーベイなどによる対象集団の意見収集
4)ChatGPTを使ったインサイトの獲得 ←今日のお話

箇条書きの4つ目が今日のお話ですが、実はChatGPT登場より前から当たり前のようにあったお話に、最近ChatGPTというツールが加わったということだと思っています。

つまり、考慮すべきポイントを把握するため、目指す姿に対して現状の進捗状況を評価してもらうため、悩みの本質を理解するため、にChatGPTが使えるということになります。

メンターやサーベイならともかく、自分の大事なプライベートや仕事の判断にChatGPTを使うなんて、、、という方のために補足すると、ChatGPTを使う上で重要だと言われていることに以下の様なことがあります。(ご存知のかたも多いですが)

  • ChatGPTは答えをくれるわけではない。

  • ChatGPTも完全に網羅的なわけではない。

  • ChatGPTはうそをつくことがある。

しかし、よくよく考えるとメンターもテストもサーベイもいつも正しい答えをくれるわけではなく、結局は自分でインサイトなり教訓を紡ぎ出すという意味では、実は4つの手法は本質的には共通項を持っているのではないかとも思うのです。

【再掲】
1)先生、師匠、メンター、友人からのアドバイス
2)客観的・定量的な試験やテストなどによる現在位置の把握
3)アンケートやサーベイなどによる対象集団の意見収集
4)ChatGPTを使ったインサイトの獲得 ←今日のお話

では、今まであった3つとChatGPTの違いは何でしょうか。
わたしなりに考えるとそれは、フィードバックを得るまでの速さであり、確認→軌道修正のサイクルの回しやすさであり、ひいては、ゴールに辿り着くまでに修正をかけられる回数の多さだろうと思っています。図にするとこんな感じ↓。最初の図より矢印の数が多くなっています。

壁打ち相手のメンターであればスケジュールの調整に時間がかかります。客観的・定量的試験は何を計測するのかを検討しなければいけません。アンケートやサーベイであれば質問内容の検討などに時間がかかります。

一方でChatGPTであれば、まず聞いてみる、ということができます。漠然とした問いを投げると、整理はされているが漠然とした答えが返って来るでしょう。しかし、その中には自分が考えてなかったような範囲のアイディアや知らない概念・単語が含まれていることがあります。知らない概念・単語はそのまま質問すればChatGPTは回答をしてくれます。こうしたやり取りの中で、自分の思考の幅の狭さをしり、バイアスの外側の思考を取り入れることができるのではないかと思うのです。

バイアスは一人で克服するのは困難ですが、実はChatGPTを使ってあげると今までより効率的に対応できるのではないか、というお話でした〜。

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