与え合う交渉とバイアス~思い込みからくる交渉の「盲点」と、情報の格差による「勝者の呪い」~

今回の質問

今回は交渉の世界ではわりと有名な、企業買収のパラドクスの問題について検討する中で、バイアスについてみていきたいと思います。

あなたはA社(買収側)の代表者です。A社はT社(被買収側)の株式を買い取って傘下にいれようと考えています。あなたはT社と交渉していますが、買取価格をいくらにするかについて、T社が会社生命を賭けて現在進めている油田開発プロジェクトが、あなたの判断を迷わせています

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解像度下げなきゃ見えない世界だってある。

なんでもかんでも

キレイにとか、整えてとか

もちろん必要ではあるけれど

それでは見えない世界観だってある。

あの美しく佇む東京タワーだってそう。

ふとした木の姿も、光や視点によって随分と変わる。

人は言う。

そんなの分かっていると。

しかし、自分がどんなフィルターを通して見ているかをメタ認知できる人は少ない。

見方も偏見も、まずは自分から。

自分の目が何を通しているのかから始ま

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「考え抜け。」

昨日紹介した濱口秀司著・「イノベーションの作法」からもう一つ。

多くの人は

性別や年齢・業種業界・得手不得手が異なるメンバーが知恵を出し合いコラボレーションすることで、

一人では絶対に思いつけないアイディアを生み出せると思っている。

ただ、700以上のプロジェクトを経験してきた著者から言わせれば

これはハッキリと幻想だという。

ただ色んな人が集まって話し合ってもコラボレーションとは何か

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選択力を鈍らせる「感情バイアス」

人生は選択だらけです。

今日のお昼ご飯はなににしようか、仕事は何から始めようか、帰ったら何をしようかと、毎日様々なことを悩み、そして選択しています。

何が正しい選択か……ということは、結局選んでいない選択の結果を見ることができないのでわかりません。

ですので、いつだって正しい選択をしなければならない、と考えるのは不毛なわけですが、「後悔しない選択」をしていくことは可能です。

今回はそんな「

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「バイアスをぶっ壊せ。」

濱口秀司著・「イノベーションの作法」を読んだ。
(昨日投稿したTwitterで出会った本の一つ。)

世界で初めてUSBメモリを作る等、数多くのイノベーションを起こしコンセプトを創ってきた著者が書いたこの本は全ビジネスマン・全アイディアマン必読だ。

やり方系の本は色々あるけど、その中でもブッちぎりの良書。

読んでいて著者の圧倒的な頭の良さに嫉妬した。

ほんと、この本に書いてある内容を丸暗記し

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「ファクトフルネス」

客観的な判断をしたいと思いつつ、自分もバイアスだらけなんだろうな
ただそれを意識することはやめない
素直さは持っていたい

無知の知
常に自分自身を更新していくためにも

チンパンジーに完敗しました(T_T)
https://factquiz.chibicode.com/

知っていると役立つ行動経済学2 - アンカリング

婚約指輪の値段には「給料3カ月分」という相場があるのはご存知でしょうか?

この相場は今では一般的になっていますが、実は高級宝石を扱うデビアスのマーケティングプロモーションによって作られた戦略です。

そもそも昔日本には、婚約指輪を送る習慣はなく、1967年にダイヤモンドの婚約指輪をもらう花嫁は20人に1人しかいませんでした。

そこでデビアスは、「ダイヤモンドは永遠の輝き」などの広告キャンペーン

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枠があったらはまりたい?

男らしいとか男らしくないとか、○○らしさなんて結局自分の物差しで測った結果を押しつけているだけのような気がします。どうもカモです。

昨日の記事を読み返して思ったんですが、結局カモは男なの?女なの?オカマなの?おなべなの?LGBTで言うところのなんなの?と思われるモヤッとした内容だったかなぁと思いました。

僕、思うんですけどね、そもそもLGBTって括りおかしくないですか?

Lはレズビアン、

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僕が僕であるために

男らしくとか女らしくとか、子供らしくとか大人らしくとか、認知バイアスくそ食らえと思っています。どうもカモです。

今更ですが、ここnoteで思ったことや過去の記憶などをアウトプットしているのは、僕が僕らしく居られる場所を作りたかった、そしてこれから僕が僕らしく生きていけるように、僕自身過去と向き合ってこれからを考えて行きたい、そう思ったからnoteを始めました。

そして過去の記憶を書いていく上で

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データはいつも王様か?

データの世紀と言われる。前世紀に暮らしを豊かにしたモノの旗色は悪く、データを元手とするデジタル企業が躍進を続ける。データを現代の石油とする考え方は、「測れないものは管理できない」と言い放つアングロサクソンな経営哲学と相性が良い。データには嘘がないから、そのデータを常に冷静で同質な判断がくだせるAIで分析さえすれば、必ずベストアンサーが導かれると思いたい気持ちはわかる。

しかし、本当だろうか?駆け

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