見出し画像

妊活日記②

<この記事では以下のことを書いています>
・卵管造影検査のはなし
(恐怖を煽る内容になってるかもしれませんので、検査前の方は閲覧おすすめしないです…)
・頸管粘液検査、フーナーテスト

私自身、体験談をネットで探しまくって参考にしいたので、
これから経験される少しでもお役に立てればと思い、書くことにしました。


卵管造影検査のはなし

D10に卵管造影検査でした。
結論から言うと、「できませんでした」
まさか、まさかの結果です。

経験者の友人から「痛いけど、がんばって!」と応援され
「おっけー!がんばるよー!」なんて言葉を交わし。

「痛み止め飲む時もあるけど、生理痛もそんなにひどい方ではないし、まあ大丈夫でしょ!ゴールデン期GET楽しみだなーー!!」
てなかんじで、軽く考えて甘く見てました。

自分がまさか中断することになるとは。

検査当日。緊張3割、ゴールデン期GETのワクワク7割でクリニックに到着。
今日終わったら何か美味しいものでも食べて帰ろうかな~なんてテンションは高めでした。

着るのがちょっと恥ずかしいどピンク検査着に着替え、
下すっぽんぽんのまま先生から検査の内容を聞き、診察台へ。

まず子宮と卵巣チェックで内診したんですが、
今思えばその時点でちょっと「うっ」となる違和感あったかな…
(内診自体は経験ありです)

そしていよいよ卵管造影検査開始。
まずはカテーテルを入れるんですが、もうこの時点で痛い…!
チクっと激痛が走り、体がビクっとなりました。

病院とかではわりと痛みとか我慢をしてしまう性格なんですが
今回は我慢ができないくらい痛い…

先生が「痛いよね、大丈夫かな?」と声をかけてくれたんですが
今回は「大丈夫です」と言える余裕はありませんでした…

そこからもうどんどん痛みが増し、呼吸が荒くなり、冷や汗もかきはじめました。
数人の看護師さんがドドドッときて、血圧測定、カテーテル抜いて、そのまま車いすでベッドへ運ばれました。

痛みの質?種類?で言うと、生理痛とはまた違う痛みでした。
生理痛は子宮がギューッと絞られるような、どちらかというと鈍痛。
カテーテル入れた痛みは子宮を針で刺してるような鋭い痛みでした。

原因としては「迷走神経反射」といって、緊張やストレスから神経が過敏に反応してしまったのではないか、ということでした。
ここで、そういえばもともと注射とか刺すような痛みに弱いということを思い出します。
おそらく、想定外の痛さに驚いたんだろうなあ…

「我慢するのでなんとか今日もう一度できませんか」とは言ってみましたが
今日痛みが強く出てしまったのでもう一度やったところで結果は同じということと、この後また外来があるので時間が無いと言われ、この日は終了となりました。

異常がないかどうかの不安をなくすためにきたのに、また少なくとも1か月は不安を抱えたままになってしまうのか、という虚しさ。
せっかく有給とってきたのに、ゴールデン期を得られなかった悔しさ。
痛みが強く出たとはいえ、この段階でへこたれてしまった自分の不甲斐なさ。
いろんな感情が押し寄せて、涙が止まらくなってしまいました。

運転して帰れる程度には回復していたので、なんとか帰宅しましたが、
一人で家にいるのがつらすぎて、その後むりやり買いものに出かけました。

「痛くてつらかった」というよりも、「検査ができなかった」ことに対する精神的ショックが大きかったです。

冷静になって考えてみれば、検査ができなかったからといって、妊娠ができないというわけではないのに…
なんだか何かを失ったかのように悲しくなってしまいました。


頸管粘液検査、フーナーテスト

卵管造影検査(の予定だった)日から数日後、再びクリニックへ。
この日は卵胞チェック、頸管粘液検査とフーナーテストでした。
卵胞はまずまず。あと4,5日くらいで排卵かな?というかんじ。
頸管粘液もフーナーテストも異常なし。(数値的なものは言われてませんが、とりあえず無精子ではなさそうなのでよかった)

血液検査の結果も聞きました。
おおむね異常はないとのことですが、黄体ホルモンが基準値よりほんの少ーーし低めでした。
先生は「ちょっとマイペースかな~?」という言い方だったので、治療するほどのものではなさそうです。
生理周期が少し長め(31~34日)な原因はこれなのかな?と。

とりあえず、大きな心配はいらないみたいなので、一安心です。

ただまあ、卵管造影検査できてないので、卵管に異常がある可能性もありますけどね…笑

心境の変化

痛みが強く出てしまったもう一つの理由として考えたのは、
「妊娠したい」という気持ちが強すぎたからなのかな、と思っています。

なんでも頑張りすぎる性格なのは重々わかっているので、「頑張りすぎないように」と思ってはいたのですが、心の深い部分ではやっぱりそう思い切れてなかったようです。

もし、卵管造影検査ができて、問題も何もなかった場合、
「このゴールデン期の間に絶対妊娠するぞ!」ってさらに力が入ってしまっていたと思います

精神的に「ここままでは良くない」と気が付けたきっかけとなった出来事なので、決して無駄ではなかったかなと思います。


そしてこの発言につながりました。

「いつでもおいで、待ってるよ」と
のんびりゆったり待つことで意外と早く来てくれるかもしれないな~と。

「諦めたらできた」って良く聞くけど、そんなの無理!って思ってました。

でも、「諦める」の本当の意味は
「妊娠することを諦める」ではなくて
「”早く”妊娠することを諦める」、「”自分の良いと思うタイミング”での妊娠を諦める」ことなのかなと思います。

自分を信じることも大事ですが、
その前に「赤ちゃんを信じて待つ」ことがもっと大事かなと。

私にとっての一番の課題だった「がんばりすぎない」ということが
少しずつできるようになってきて、とても気が楽になりました。
妊娠できなくても自分のせいじゃない。誰のせいでもない。
(体の異常があれば話は違いますが…とりあえずね)

私もまだまだ先の見えないトンネルを進んでいる最中です。
これからまたつらい出来事があるかもしれません。

「妊活の大敵はストレス」と言われているように、精神面の影響って大きいんだなと実感できました。
気楽に。「まあ、いいや」を口癖に。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?