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仕事の価値は、自分でつくる?

僕は美容師をしています。
18年も続けていると、偉そうにこんな事を
スタッフに言ったりします。

「自分の仕事の価値を作ろう」

なぜ、この言葉を伝えたいか改めて考えてみました。

できることが増えてきて、仕事にも慣れてくると
できる事をこなすことが仕事だと思ってしまう。
それは誰しもある事だと、思います。

しかし、

それよりも自分は、お客様にどんな価値を届けているのか、
どんな想いで仕事をしているのか、
一度真剣に考え、言語化することで

自分たちの仕事はなんなのか、自覚することができる。

そして、自分自身で仕事の意味を持つことで
仕事のやりがいが生まれる、と僕は思います。

僕の仕事に対する価値観なので、
「そこまで考えなくてもいいでしょ」
という方もいるかと思いますが、


そもそも

日本は義務教育の中で、同じことを同じ時間やることが
基本的なルールだと教えられてきた。

そんな常識が身についていて、
働くことへの楽しみや仕事の意義が見つけられない人は
少なくないのかもしれない、、、

実際に、そうやって楽しさを感じることができず、
美容師を辞めていってしまったスタッフを僕は、たくさん見てきました。

自分の仕事の価値とは、なんだろうか
どんなこだわりをもって仕事をしているか

仕事を、ただやる事ではなく
どうやるかで価値が生まれる。

自分なりの価値は作ることができる

マニュアル通りにやればそれで価値があるかと言ったら
そんなわけはありません。

お客様に選んでもらうためには
それだけの特別な価値が必要です。

かつて美容院というものが、少ない時代で、
髪を切ることができる美容師が貴重な存在であれば、
髪を切れるだけで価値は高かったかもしれない。

でも、今は美容院はコンビニよりも多く
仕事をこなすことは、
今は、どこの美容院でも、ほぼ同じレベルでできるようになっている。
それぐらい、美容師の技術は飽和しています。

数ある技術の中から自分らしさを出す
そのためには自分自身で自分らしさを決めることから始める。

自分はこんな仕事の価値をお客様に届けたい。
そのために今の自分に足りないものを見つけようとする。

自分自身で自分の仕事の意味をつくることが、差別化になる。
多様性という言葉がよく使われるようになった、
今だからこそ
自分自身の仕事の価値を作ることが、必要だと感じたのかもしれません。

ということを考えていて
教育の仕組みも変化が必要だと感じています。
スタッフを指導する立場として、
教育に落とし込めるよう深めていくのが僕の役目。

それぞれの個性が最大限に発揮でき、活き活きと仕事ができる環境をつくる。


最後まで、読んでいただきありがとうございます。

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。