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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

続・久々にはまった小説

☆ひとつ前の記事の続きです。
☆ネタバレ含みます。
『小説家になろう』にて連載中、
天壱先生の『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。〜ラスボスチートと王女の権威で救える人は救いたい〜』
についてです。

ひとつ前の記事で、色々と感想を書いたが
その中で「気になる点」としてあげた
「ヴェスト叔父さまの特殊能力」についての話が
昨夜更新された、Ⅱ306話にて始まった。
この流れで行くと、彼の特殊能力は「記憶を奪ったり、それを戻したりできる」と言ったところだろうか。

今までの話では
ヴェストの夢の中で、「ゲーム内でのラスボス、プライド女王」が彼の特殊能力を好きに使いたいと思っていること(Ⅰ383.摂政は夢を見る。)
ローザ女王が、ラジヤ帝国に対してヴェストの力を必要とするかもしれない、と告げる場面(Ⅰ447.女王は判断する。)
奪還戦後、ラジヤ帝国の将軍アシュトン・エッガーが、ヴェストの特殊能力を恐れている記述があることから、もしかしたら、将軍に使ったのかもしれない、とも読み取れること(Ⅰ618.沈黙王女は依頼する。)
と、何度か出てきてはいたが、具体的な能力は書かれていなかった。
が、記憶を奪う能力だとすれば、恐ろしい能力だ。
結局、ラジヤ帝国アダム皇太子に対しては使わなかったようだが…?
アダムからプライドの記憶を消し去ることができていれば、どうなっていただろう?先にアダムの特殊能力にやられていた可能性もあったか…?
また、「ラスボスプライド女王」は彼の特殊能力を知っていたようだが、現実の「プライド第一王女」は知らないらしい。厳重に秘匿されているようだ。

昨夜更新されたⅡ306話では、ヴェストがプライドに「問いにいくつか答える」ことが条件、と言っている。
ライヤー(トーマス)の記憶を奪ったのがヴェストなら、その理由があるわけで、
単に「奴隷被害者だから」ではなく、記憶をとどめることに何かしらの不都合があったから、だとすれば
はたして「記憶を戻す」のがいいのかどうか、戻したことで何か不都合が起こるのではないか、
そのあたりの判断だろう
続きが楽しみだ。

そういえば
「奪ったり戻したり」と言えば、
王国騎士団副団長クラーク・ダーウィンの特殊能力も、とんでもなかったな…(Ⅰ553-2そして絞り取る。)
ラジヤ帝国の将軍、レオンにやられて、ハリソンにやられて、クラークにやられて、ヴェストにもやられて…敵ながら、気の毒。

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