自己効力感を下げ切ることに成功した23年
タイトルの通りで、今どん底にある自己効力感は今後は現状維持か右肩上がりにしかならないので来る2024年に最高に期待しています!
今年はクソみたいな1年間だった。自身で制御できないこともあったけど、思い返すと制御できることの方が圧倒的に多かった。
同じ轍を来年も踏んだら、あの人に「お前はやっぱりバカだな〜」と言われてしまうから、年を越す前にしっかりと振り返る。
あらゆる角度から振り返りたいと思ったので、今年は GMO代表-熊谷正氏が提唱している「夢・人生ピラミッド」をベースに振り返る。
かなり内省に役立ち、来年も頑張るぞ!というポジティブな気持ちになれたので、見てくださっている方も時間があったらやってみてほしい
夢・人生ピラミッド
本来、これは夢を実現させるためのやりたいことリストを構造的に整理するために発明されたものだが、逆説的に振り返りにも使えると考えこのピラミッドに基づいた振り返りを行ってみる。
基礎レベル
教育・知識
5/10点 「過去最大のインプットはした。質の最大化できなかった」
冊数が全てだとは思わないが、1指標として200冊以上の本を手にした ※全て読んだ本もあれば、その時に必要なセクションだけを読んだ本もある
ネット情報もTwitterリスト機能や、Substack、Slack RSSを使って効率よく得ることができた。Substackには本当にお世話になった
トレンドもの、哲学、心理学、ビジネス書、SF物、啓発本、論文、小説、エッセイなどジャンルは多岐に渡るが、大体が仕事や人間関係で課題にぶつかった時に解決する手段として読んでいた。守破離をしていたつもりだったが、守の効率は悪かった。アウトプットのためのインプットをより意識し、身のあるインプットにしたい。
参考になるかは分からないが、このnote内で良質な学びを与えてくれたコンテンツを載せておく。(アフィリンクは付いていないので利益はないですw)
健康
9/10点 「大きな病なし!運動最強」
1,2回頭痛や風邪ぽさがあったが、大きな支障が出る病気にはかからなかった。"運動最強" と気が付けた一年で、来年は早朝にジムに行って頭の回転をよりよくしたい!
名著で知っている人は多い気がするが、「運動意味ないでしょ?」と思っている人には読んで欲しい一冊!パフォーマンスがめちゃ変わるはず!
心・精神
3/10点 「失わなくて良い自己肯定感を誤って失った」
プライベートや仕事でうまくいかないことが多く精神的には安定していなかった。ただ、そんな中で重要な学びの1つとして「自己肯定感・自己効力感・自己有用感は混ぜるな・危険!」を得た。どれだけ仕事が上手くいかなくても、プライベートで大きな損失をしても、自己肯定感(=自分を好きでいる感覚)は引っ張られないという事は重要な考え方だった。自己効力感(=自分が出来ると自信を持っている感覚)と自己有用感(=自分が他人に頼られている感覚)は切り離して考えることを引き続き行いたい。
以下2冊(特に1冊目)は「自分のこと好きになれない」と思っている人にはおすすめ!
実現レベル
プライベート・家庭
1/10点 「最も尊敬していた人が死んだ」
8月16日に父親が死んだ。僕が世界で一番尊敬していた人だ。大人になってこんなに泣くのかって思うくらいには泣いた。
昨年末には仕事で一緒にタイに行ったし、年始も酒を飲みながら元気に歌っていた。実はその時点では既に末期癌だったみたい。春先から闘病生活を続けていたが逝ってしまった。最期は1000人近くに送ってもらい、凄い幸せそうな顔をしていた。いつ失くなるか分からない家族、友人のことを大事にしないといけないなと誓う。
現代に生きていると孤独や寂しさを紛らわしてくれるモノがいっぱいある。それらと向き合うことの重要さ、そこから先に進むためのエッセンスを教えてくれた一冊は、Z世代と呼ばれる人たちに読んでほしい。
仕事・社会
4/10点 「実力の現在地が分かった。下半期には大きな悔いが残る」
このセクションについては振り返りたいことが多くあるため2つの期間に分けてまとめる。
<上半期>
22年の夏から仕込んでいた会社にとっての1大プロジェクトを無事リリースすることができた。初めての数千〜数億円が動くようなプロジェクトのディレクションを経験した。規模が大きく社外ステークホルダーとの連携が重要だったし、決めないといけないことも大量にあった。利害がある中でも共創関係を作るための "信頼" や "共有知" の築き方 は今後一生役に立つ学びの1つだった。
信頼関係構築の1つとして、「ステークホルダーとしてはやって欲しいが、私視点では今実施をすることが難しいこと」に対して、Noを言わないことは大事である。日本マクドナルドでPMをしている飯沼さんの記事は頭の中にあった進め方を言語化することができた良コンテンツだった。
幾度も挫折をしたが、最終的には完遂できた。名称を明かすことは控えるが今もこのプロジェクトは次のフェーズとして動いている。当然一人の力で出来たことではなく、当時無理難題を押し付けてしまったメンバーには感謝している。
<下半期>
5月に社内代表選挙を経て、代表PdMという立場を担うことになった。(一般的には Chief Product Officerみたいなもの)
シリーズB-総額40億円調達から1年を経過しているが、まだまだPMF(=ProductMarketFit)しているとは言えないプロダクトの戦略を定め、実行に導かないとといけないことは僕にとってのプレッシャーと挑戦だった。
結果的に、この半年は描いている大きなVision(=ファン国家を築く)実現に向けて、不確実さを潰すために点を打つ期間になった。正直、進捗が凄くあった気はしてはいないし、全社的にその進捗を感じることが出来なかったことには自分に大きな責任がある。
もちろん出来たこともあるが、どうしても出来なかったことを意識してしまう。任期を終えた今は「あのタイミングで何故あの行動を取れなかったのだろう。」と、かなり悔しい気持ちを抱いている。冒頭にも書いた通り、同じ轍を踏まないことが大事ではあるので、この悔しさを次に活かしたい。
この期間中は本当に多くの人に支えられた。常にヒトではなくコトに向かうメンバーばかりで、時には「それは違う」とはっきりと意見を言ってくれた。未熟ながら半年間やれたのはその人たちのおかげで最大級の感謝をしている。
改めて、この立場を担うことで、モノゴトの考え方は明らかに変化した。また、自分の実力の現在地をしっかりと把握することができ、何が足りないかを具体的に認識することが出来た。以下にスキルごとに学びを得たコンテンツをまとめてみた。
■伝える力: 聞き手を感化させ、行動を促すことができる
おすすめポイント → ストーリーの大事さは知られているが、その具体的な方法が書かれていてすぐに実践に使える
■考える力: 仮説の確度を上げることができる
おすすめポイント → どんな状況でも「それだけなの?」とか「だから何?」という雰囲気にならない思考・提案力が身に付く
積読本の中でもっと早く読むべきだったと後悔したランキング1位ですw
■導く力: リーダーと言われる存在になる
おすすめポイント → (代表にお薦めされた一冊)「リーダー」を言語化し、実行することができるようになる。リーダーに必要なのは 1.夢 2.旅 3.帰還
■内省力・経験学習: 長所を伸ばし、同じ轍を踏まないようになる
おすすめポイント → 自分自身の内省力はもちろんだが、組織・メンバーの成長曲線を最大化できる方法を学ぶことができる
これらの本を読んだことにより、自分ができているのかというとそうではない。これが 教育・知識セクションで書いた、"インプット質の最大化ができていない" という結論につながるのだが、かなり良コンテンツなのに十分に活かせきれなかった。単純に自分の吸収力不足も要因としてはあるのだが、それ以上に場数が少なかったと思う。「3回に1回打てればよい」くらいの気持ちで、来年はより多くバッターボックスに立つ。
結果レベル
経済・モノ・お金
7/10点 「可もなく不可もなし」
収入の大部分をNISAや暗号通貨に投資するような資産形成は引き続き行っている。ETHガチホ勢なので、市場状況とか全く気にしていない。株は難しいので、インデックスに全任せの姿勢を貫いている。
出費もそこまでなかった。食に一番お金使った。
趣味の料理(パスタメイン)は引き続き楽しんでおり、来年も食材や食器類に投資をしていきたい。今年作った料理の一部を載せる。(将来ガチで友人のためのパスタ屋を開く)
「ミスったなー」と思うのは、家を買うと言い続けて中国人一括入札に恐れてやりきれなかったこと。来年は35年ローンで買い切りたい。
まとめ
一言で表すと来る2024年の幸せに全力で投資をした1年だった。上手くいかなかったことの方が印象に残っているけど、思い返すと良いことも色々とあった。来年は自分らしく引き続き頑張る!
2023年は色々とご迷惑をおかけしました。ありがとうございました!
2024年はもっと迷惑をかけると思います。よろしくお願いします!
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