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バズのなかで

どうも。
Kabaddiです。

バズりました。

毎日Twitterではどこかの誰かがバズっていて、それを羨ましいと思ったこともなく、自分にはどこか関係のないことだと思っていました。

そんななか、突如として我が身に降りかかったバズ。

そんなバズのなかで何を思ったか。
語っていきます。

1. ツイート〜100RT

ネット上で綺麗な写真を見つけ、ウッドベースの中もこんな感じで綺麗なんだろうな〜と思いつつ投稿。

正直言って、この写真からウッドベースに結びつく人ってそんなに多くはないと思うんです。

まず必要な知識として
・ウッドベースというものを知っている
・ウッドベースが空洞であることを知っている
・fホールというfの形をした穴があいていることを知っている

というものがなければこの画像に関心を寄せることはできません。

そういったことを考えながら、

「ウッドベースについて関心のある人から反応がくればありがたいなあ」
(今後のマーケティングにも繋がっていきそう)

と思ってツイートしたのが実際です。

ツイートしてからすぐにフォロワーの方からの反応が複数ありました。
以前に300RT 700いいねくらいの小さめのバズを起こした際にも思ったことですが、初動が他のツイートとは全く違います。

今回もかなり早い段階でいつものツイートの動きを脱し、フォロワーの方々による反応から、フォロワーのさらにフォロワーの方からの反応が増えていきました。

2. 〜500RT

数分おきにツイッターを開くと通知がきており、RTといいねが増えている段階。

ツイートをじっと見ていても反応が来るわけでもなく、たまにくる通知をありがたく受け取っていました。

ちなみに、普段から通知はアプリ内だけで表示するようにしており、スマホのプッシュ通知は設定していませんでした。
これによって助かったということに気づいたのは翌日でした。

3. 〜1,000RT

朝起きて、昨日の夜のツイートが思いの外伸びているので、ありがたい気持ちを持つとともに

「もう少し伸ばしたい」

という完全な下心で、以前に何かの記事で読んだ

「Twitterのアクティブユーザーの多い時間帯は7~8時である」

というデータを信じて朝の8時にエゴリツイートして再度自分のTLにツイートを表示させました。

ぽつぽつと反応が来始めて、データのすごさを実感するとともに、前の晩に反応をくれた方々とは違う層が反応していることに気がつきます。

この段階で反応が多かったのはベーシストとオーケストラ関係の人でした。

上述の通り、ウッドベースについてある程度の事前知識を持っており、この画像を見ただけで「ウッドベースの中から撮影したもの」と理解できる人々が主に反応し始めました。

これが加速の一因だったかもしれません。

4. 〜1,500RT(5,000いいね)

事件はお昼時に起きました。

拡散のスピードがみるみるうちに上がっていき、通知が追いつかなくなってきているのです。

ツイートを表示したままリツイート数といいね数を眺めていると、

1秒ごとにいいねは3以上増加し、10秒ごとにリツイートされるくらいのスピードです。
ツイートの詳細を表示することでみることのできるインプレッション(何人のユーザーがそのツイートを見たか)も数百単位で増えていくようなスピード。

ここで確信します。
小さいながらもバズを体験していることを。

ちなみに12時台だけで1,000RT、3,000いいねくらい来ていました。
これにプッシュ通知で反応していたらうるさくてしょうがありません。
プッシュ通知に設定していなくて本当によかったです。

なぜかはわかりませんがこの時間帯はアニメアイコンの方が多く反応していたように記憶しています。

5.〜2,000RT(1万いいね)

リプライがつき始めました。
主に写真そのものの綺麗さに関係するもの。
リプライの増加に伴い、巻き込みリプライも自然発生して、ますます通知欄が追いつかなくなっていきます。

あとこの辺りから引用リツイートも増え、引用リツイートのパクツイ(内容が全く同じもの)が散見されるように。

大体が「住みたい」「FF7みたい」のような感じでした。

この段階に至ると、おそらくもはやウッドベースを認識した上で反応している人はほとんどおらず、写真そのものの美しさや反応の多さに反応していたんじゃないかと考察しています。

因果関係は不明ですが、この辺りからスマホの充電の減りが異様に早くなったのを覚えています。

6.〜3,000RT(1.8万いいね、100万インプレッション)

この時点で、延べ人数ではありますが100万人の人がこのツイートを見たということです。

ちなみにプロフィールまで見てくれた人は3,000人程度。
プロフィールに固定されているツイート↓

を見た人は2,000人くらいでした。
動画の再生回数は200回ほど伸びたのを確認しています。

この時点で夕方〜夜だったと思います。

通知はずっと何かを表示しているし、ぶら下げる形で宣伝ツイートもしたので正直そろそろ終わって欲しい、と思っていました。

明日になれば終わってるだろう、と思いながら二日目の夜は床に着きました。

7. 4,000RT(2.3万いいね、150万インプレッション)

朝起きて、スピードは落ちたもののまだ続く通知祭り。

軽々しくプッシュ通知を設定していなくてよかったと心から思いました。

このあたりのブームは引用リツイートのパクツイと、海外勢からの引用リツイート、そして他の方から送られたリプライにも多くの反応がされたことでその通知がバンバン来ていました。

昼を過ぎ、夕方になったくらいでスピードはだんだんと落ち着き、初めてのバズは終わりを告げました。

8. 終わりに

おそらく、リツイートやいいねをした人はもはやこのツイートのことを覚えてはいないと思います。

コンテンツの消費速度が日に日に加速しているこの世界で、この2日間で消費されたコンテンツがこのツイートだったんだと思っています。

ただ、今回の件で、

・この写真が綺麗だと感じる同じ感性を持った人

・ウッドベースの美しさやその存在感に気づいてくれた人

・CAROLAN'Sというバンドを知ってくれた人

が大勢いたということは確かで、それは体験してみてとても楽しいことでした。

毎日どこかで起こっているバズ。
その一つになった、ただそれだけのことだけれど、いろんな気づきがありました。

これは突如降りかかってきたバズの記憶。

この記憶や記録もいろんな人に届けば嬉しいです。

今夜はこの辺で。

Twitter:https://twitter.com/KabadieCarolan 2019年9月より毎日更新継続中。日常の何かを切り取って考察や分析をしてみたり、提言したりしています。よければ読んで、よければスキを押して、フォローしてリアクションメッセージをご確認ください。