【暴落時の銘柄選定方法🔰】


①割安成長銘柄狙い🎯

→暴落で株価が大きく下がり、割安になった銘柄を買う。しかしまだ下がる可能性もあるので一気に買わず、ロットは控えめに。特に初心者の方は、高PERやハイパーグロース株といったハイボラ銘柄を避け、比較的下がりにくい割安成長銘柄を選定するのがおすすめです。

②赤札銘柄狙い🎯

→暴落時でも下げていなかった銘柄を買う。暴落時にも投げ売りが出ていないので地合いが良くなれば大きく上がる可能性が高い。監視銘柄で下がっていなかった銘柄にも目を向けましょう。『暴落相場の赤札銘柄は買い』という相場格言があるほど信憑性が高い。

⭕今週は全体的に株価が大きく下落したので、スクリーニングで新たに割安成長銘柄を発掘するチャンスです㊙


『資産家は恐慌時に生まれる』

→株式市場が極度の不振に陥った時こそが株式投資で儲ける絶好の機会。

下落相場で悲観的になりすぎず、今後上がりそうな銘柄を選定しましょう。


【独自IR取材について📖】

⭕株価が下がっている企業にIR取材をすると、やはりそれなりにマイナスな理由があることが多いです。

⭕特にIR担当の方が不安がありそうな&自信がなさそう感じだと、その後の株価もやはり軟調になっています。

⭕逆に株価が現在進行系で上がっている銘柄にIR取材をすると、株主にとって良い情報が返ってくることが多いです。

⭕しかし中には株価が軟調な銘柄や出来高があまりないような銘柄でも隠されたプラスのネタが聞けることがあります。

⭕IR取材で大事なのは、この目に見えていない情報、つまりサプライズの部分を発見できるかどうかです。

⭕そのような銘柄は、大幅な上方修正でそのあと爆発的に伸びていくことが多いです。


⭕IR取材×銘柄分析📊

【1736 オーテック】

時価総額 222億円
PER 12.47倍→11倍(予) PBR 1.09倍
ROE 8.4%(予) ROA 5.2%(予)
自己資本比率 61.8%
配当利回り 3.09%


⭕空調工事
⭕国策 データセンター関連
⭕インフラ整備関連そ
⭕割安成長株
⭕高配当株
⭕上方修正&増配◎
⭕四季報銘柄◎
⭕2バガー期待◎
⭕青天井銘柄◎
⭕IR電話◎


⭕工場・ビルの空調自動制御設備の設計・施工・保守を主体とし、管・継ぎ手・バルブなど空調工事用管材等の販売も併営。

⭕環境システム事業→空調設備、動力設備、電気設備、衛生設備など。

⭕管工機材事業→バルブ、配管、計器、フレキシブル継手など。


⭕今期の業績予想 前期比 (会社)

売上高 261億円→285億円
・+9.0%

営業利益 19.5億円→25億円
・+28.0%

経常利益 20億円→26億円
・+27.6%

純利益 12.4億円→16億円
・+28.4%


⭕3Q累計実績

・売上高 +17.8%

・営業利益 +95.5%

・経常利益 +94.3%

・純利益 +2.1倍


⭕受注・完成・繰越工事高とも、新設工事に占める大型物件の割合が増加する傾向にある。


⭕環境システム事業

→空調工事を主体とする環境システム事業は収益環境が好調。首都圏を中心に都市再開発プロジェクトが相次いでおり追い風。

⭕工場の設備投資に関する需要の獲得が進展。工事は新設が中心だが、既設物件のメンテナンス契約の比率向上に注力。新設と比べて既設案件のメンテナンスは採算性が高い。


⭕管工機材事業

→商品販売サイトを利用促進した卸販売の伸長、施工を伴う衛生設備機器の販売が増加。

⭕管工機材を購入する顧客から空調工事を依頼されるケースが多くあり、同事業が黒字転換してから収益性も格段に向上。


⭕来期の取り組み

→ 施工物件に対するメンテナンス契約割合の向上 。

→グループ連携による事業領域の拡大 。

→放射冷暖房システムの認知度向上と導入率向上 。

→M&Aや資本・業務提携による事業拡大。


⭕株式付与ESOP信託の導入◎

→本制度は、2024年5月26日に創業90年を迎えることを機に、当社従業員に対して自社の株式を交付することで、従業員の帰属意識の醸成と経営参画意識を持たせ、長期的な業績向上や株価上昇に対する意欲や士気の高揚を図るとともに、中長期的な企業価値向上を図ることを目的としたインセンティブ・プランである。


⭕営業利益から見る適正時価総額

30(億円)×100 300億円


⭕売上高から見る適正時価総額

→300(億円)×0.9 270億円


⭕現在の時価総額220億円程度。

→将来性を加味しなくても、ここから1.5倍程度のポテンシャルあり。

⭕はっしゃんさんの理論株価では5906円となっており、やはりここから1.5倍程度の上値余地があることがわかる。

※理論株価についてはあくまで目安です。必ずしも収束するわけではないです。


⭕新たな配当方針 今期も増配◎

→将来の積極的な事業展開と経営環境の急激な変化に備えて経営基盤の強化を図るとともに、利益率の向上に取り組み、株主還元の一層の拡充を図るため、新たな指標として、DOE3.2%以上の配当を目指す。


⭕IR電話取材 IR担当者様◎

Q、現在、半導体市場や゙データセンター等の設備投資が活発だが、それを受けて空調の工事は増えているのか。

A、データセンターの新設や設備投資などで空調やその周辺のメンテナンスの部分の工場が増えています。データセンター単体というわけではなく、全体的に売上が伸びています。


Q、今年は猛暑になると言われているが、猛暑になると売上高や利益も変わってくるのか。

A、多少はあると思います。しかしそれが一時的というわけではなく、年々暑くなってきているので東北や北海道といった地域にも需要が増え、売上高の増加に繋がっています。


Q、質疑応答でもありましたが、現在は競合他社との兼ね合いはどうか。

A、日本電技やアズビルといった会社です。しかし需要に比べて、業界全体で人手が足りていないので、価格競争になるようなことはないです。市場全体の受注が増えていっているといった感じです。またメンテナンス需要も増加傾向にあります。


Q、来期予想は中期経営計画の通り、売上高300億円、営業利益30億円の予想なのか。

A、中期経営計画にもある通り、創業90周年にあたる2025年3月期に、売上高300億円、営業利益30億円、ROE8%を想定しています。市場は好調で、少なくとも今後、数年後までは続くと思われます。


⭕急騰するような銘柄ではないですが、今日のような暴落でもほとんど投げ売りがなくホルダーの質も抜群◎(長期ホルダーが多い)


⭕配当利回りも3%と高く、業績も好調で材料もあり。また成長株にも関わらず、PERは12倍、PBRは1倍程度と割安感もある。


⭕上場来高値まであと100円。地合いが良くなれば青天井を超えて一気にいくでしょう。


〜四季報ガチ勢独自予想〜

⭕短期の目安

下値 3700円 上値 5800円

⭕長期の目安

6000円以上


〜追加分〜

⭕質疑応答(抜粋)

・今後の業界動向について

質問者→業界全体の活況は、数年先まで続くと考えていますか? 業界全体の状況をどのように見ているのか教えてください。

社長→工期は2年から3年のスパンで進んでいる物件が多くなっています。そのため、今年度に受注した物件に関しては、来年から再来年に売上が上がることもあります。今後もまだ受注が増えていくと予測していますので、2027年か2028年頃まで続くと思います。


質問者→テクノ菱和や新日本空調は、サブコン(お客さま)になるのですか?

社長→そのとおりです。お得意さまであり、地方ではかなりお世話になっています。実際、私どもと同じような自動制御を扱っている同業他社は、仕事が手一杯になっています。したがって、仕事を取り合う状況ではなく、どちらかと言うと受けきれない状況です。そのため、金額を下げて争うようなことは起きていません。


質問者→全体のイメージは掴めたのですが、そうすると御社が業界の中でどのように伸びていくのかという話になるかと思います。その中でシェアを上げていくか、または利益率を高めるかの2つかと思うのですが、今後利益を増やしていく成長戦略について、あらためて教えてください。

社長→シェアを上げるということもありますが、今は新築工事が多くなっています。そこで、工事が終わった後のメンテナンスにつながる物件をなるべく優先的に受注したいと思っています。保守を発注していただける建物とそうでない建物、あるいは保守を必ず出してくれるお客さまと保守はせずに壊れたら直す傾向のお客さまなど、さまざまです。その中で私どものビジネスモデルとしては、メンテナンスにつながる新築物件を受注し、メンテナンスを増やしていきます。そして次の改修工事などが発生した際には、設計から携わるかたちで優先的に受注することでサイクルを回していきたいと思っています。

あるいは、メンテナンスは直接施主から受けることが多いため、中間マージンが発生せず利益率が高くなります。そのような受注を増やすことで安定した利益を得て、次の投資や少し厳しめの工事物件の獲得を行っても、その後しっかりと利益が回収できるような戦略を練って受注していきたいと考えています。

また、私どもが子会社化した会社に、放射空調のシステムを製造販売しているインターセントラルという会社があります。先ほどのサステナビリティという観点では、公共施設の設計図に取り入れられることがかなり増えてきました。

私どもとしても広く知られるように、システムを体感できるような体感スペースを大阪と北海道、盛岡、東京に作り、設計事務所やゼネコン、サブコンを招待するなどの活動をしています。また、放射空調システムと自動制御システム等を組み合わせたような提案もできるようにしたいと考えています。




いつもありがとうございます。