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ジェイドグループ(3558)            2024年2月期 第2四半期 決算分析してみた 

※今回は過去の決算分析のため無料で閲覧可能ですが、次回決算分析からは有料になります。

企業情報

※分析時のデータではありません

・加点

・変動費を抑えて営業利益の増益を狙っている段階(売上高は増収)
 →今後の業績の伸び代に期待でき将来性があると判断
・リーボック事業は好調で今後(あと半年)もコラボ商品などで伸長する見
 込みがある
・通期最高益更新予想は進捗率上では達成している

・懸念点

・PBRが高い
・大きな加点要素がない
 →上方修正の傾向等
・2Q決算で業績割合が落ち込む傾向にあるため、修正や最高益更新が期待
 できない
・過去の2Q決算では決算翌営業日で株価が上昇した傾向がない。
 →2021年2月期においては悪材料出尽くし感で数日後に株価が上昇してる

・修正に関して

・修正傾向はない
・進捗率からも修正を出す可能性は低いと判断

結果

・上期経常は2.1倍増益で四半期別でも9.3倍の大幅増益
・進捗率は45.9%となり、5年平均の43.8%とほぼ同水準だった。
・売上営業利益率は前年同期の2.7%→8.2%に急改善した。


決算の前から決算日に向けて株価は1度大きく下落しています。
その後、決算日の1週間前から株価は再び鋭角に上昇しています。

決算内容では上期は2.1倍と大幅上昇で好業績を出しましたが株価は大きく下落しています。

分析時は株価は1563円であったため、仮に決算日発表が行われる日と行われた後で価格の動きに注目すると

・決算日(2023年10月13日)終値:1613円
・決算翌営業日(2023年10月14日)始値:1410円

以上の結果

・決算発表日で決済をした場合:50円の値幅
・決算発表日後で決済をした場合:-153円の値幅

100株購入した場合とすると

・決算発表日で決済をした場合:50円×100株=5000円の利益
・決算発表日後で決済をした場合:-153円×100株=15300円の損失

利益幅は

・決算発表日で決済をした場合:3.20%
・決算発表日後で決済をした場合:-9.79%

考察

・業績は好調ですが、決算日に上方修正が出なかったため、期待感を超えら
 れず決算後に株価は大幅下落
・1度大きく下落してその後決算日に向けて株価が上昇したのも上方修正に
 対しての期待感から

※投資は自己責任の為、当該投資における利益・損失における責任は全て本人の元にあるものとし、最終的な決定はご自身の判断(自己責任)でお願い致します。

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