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【まだ株】2/13週の市場はどうなる?日銀総裁人事ニュースと米国CPIについて

今週のイベント情報です。投資の参考にどうぞ。

先週は日銀総裁人事ニュースで為替、先物と動きは凄かったですね。
人事は来週持ち越しとのニュースが流れていただけに、夕方に突然のニュースでさらにノーマークだったので、しばらくの間、タカ?ハト?で乱高下場中だったら、、、考えるのはやめておきましょう。

市場の最大の関心事のひとつだった日銀人事に関しては、すでに2月10日に「政府は日銀の次期総裁の方針を固めた」と一斉に報じられていました。この報道が出るまで、市場では副総裁の雨宮正佳氏が次期総裁の本命と見られていたことから、正直な話、植田氏の指名は「サプライズ人事報道」でした。

※これまで日銀総裁には日銀出身者と財務省出身者が就任するのが慣例となっており、今回の人事案を衆参両院が同意して植田氏が正式に任命されれば、戦後初の学者出身の日銀総裁となります。

植田氏は急速な金融引き締めに慎重である可能性が高そうです。これは「次期総裁が脱アベノミクスを強く意識させる人物になること」を強く警戒していた株式市場にとって、安心材料と言えるでしょう。

今週の市場イベントは
日本は日銀総裁人事とGDP
米国はCPI、小売売上高、鉱工業生産指数
に注目です。
特に米国CPIの発表後にどちらにも大きく動く可能性を頭に入れておきたいですね。

FRBがタカ派的なため、当面の間、世界的に不安定な相場が続く見通しです。なお、米国の長期金利が上昇するケースでは、日米のグロース株が再び売り叩かれる可能性が高いと見ています。このため、小型グロース株に投資する際には、今まで以上に資金管理を厳格にして慎重に相場に臨むことをおすすめします。

 一方、国内要因に不安材料が特に見当たらないため、内需系の大型バリュー株は安心して投資できると見ています。決算発表もほぼ一巡したので、最新の企業業績をじっくり精査したうえで「低PER・低PBR・好業績・高配当利回り・高ROE・良好なチャートといった条件を満たす内需系大型株を狙ってみるのもありです。

それでは、今週も頑張っていきましょう!


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