おじさん投資術実践編:取引の実例(番外編:流れに乗る!)
こんにちは😊
今日は番外編として、株売買の実例を紹介したいと思います。
おじさんは普段、X(Twitter)を使っていますが、12月10日にこんな投稿をしました。
2023年の夏くらいから新NISAが各方面のマスコミで話題になってきたのを受けて、新NISAで新たに流入するマネーがどこに集まるか、そのマネーの流れでどうやって利益を上げるかを考えていました。これだけ政府やマスコミが騒げば、投資をやったことのない投資初心者層のマネーが流入しますが、きっと多くの人が「注目銘柄」「有望銘柄」「高配当銘柄」といったものに惹かれるだろう、と予想しました。(注意を促すために初心者側の立場から書いた投稿はこちら😎)
実際には投資信託が人気しているようですが、例えば「高配当日本株」といった投資信託やETFも間接的に日本株への投資ですので、上記の銘柄にマネーが集まります。これはチャンスですよね。
それからいまは日本企業が好調なのに円安ですから、この機会を狙っている海外投資家たちのマネーも一斉に集まってくることは想像できますよね。(中国の景気が落ち込んでいるので投資マネーはおいしい市場を狙っています)
おじさんは2023年10月ころから、高配当人気株の安値を狙って買い集めを始めました。10月は日経平均がかなり下落して底値に近かったので効率的に買い集めることができました。ところが、その後、日経平均が大きく上昇したことでこれらの株は十分な利益が確保できてしまいました。そこで、次のチャンスを探していて、それが上のポストにある12月の中旬でした。
買った銘柄
おじさんはこのチャンス期間に15銘柄ほどの株を買い集めました。商社、金融、鉄鋼、機械、海運といったセクターの高配当人気株(と言われている株)です。新NISA効果で上昇するのは年初だけと考えて、買値から10%程度上がったらすぐに利益確定するということも決めました。(実際には上昇を続けるかもしれませんが、おじさんの投稿を読んでくれている人はご存じの通り、半月で10%も利益が出れば大成功です。)
その中で特に成功を収めたのが海運セクターの日本郵船(コード9101)です。日本郵船は昨年までの勢いは失っているものの、配当利回りが3.5%を超えていて(当時)、三菱グループに属する日本最大手の海運会社でまだまだ人気の銘柄です。
どうやって日本郵船の株を買ったのか解説したいと思います。
どうやって買ったのか:日本郵船
12月7日の日銀/植田総裁の「チャレンジング発言」を受けて、急激な円高が生じて日経平均も下落しました。しかし米国債10年利回りは変わらず下降中で(マネーの流れから米国債10年利回りが下がると株価は上がる傾向になります)、植田総裁も「利上げする」と言ったわけではなく、この急激な円高は反動でトレンド線に戻ってくる、そして株価も戻ってくる、と予想できました。つまり、この株価の下落は一時的なもので、ここが買うチャンスと考えました。
12月8日(金)、為替敏感株の日本郵船の株価はやはり影響を受けて下落していました(下図)。短期で見ると、グラフのオレンジ線で囲ったRSI(中段の紫線)、RCI(下段の黄色線)はともに下落の兆候で、もう少し株価の下落が続きそうです。
そこで、12月11日の週のどこかで、RCI短期線が底を打った際に購入することを決めました。RCI線の傾きから推定して、底を打つのは木曜か金曜で、株価が3720円くらいになることを予想し、買値は3730円に決定しました。
12月11日の週、予想通り株価は下落して、12月14日(木)に指値の3730円で日本郵船株を約定しました(株数は内緒です😎)。RCI短期線が底に達していますね(オレンジ囲み線)。実際には3705円まで下落したので、少し読み違いではありますが、まあこんなものです😅。
2024年1月4日大発会
そして迎えた1月4日のXのポストです。
実は、12月14日の約定後、日経平均の上昇とともに日本郵船の株は上昇を続けて年末の段階ですでに4360円になっており(ラッキー😊)、目標の10%は達成済みの状況でした。しかし、この株を買ったのは新NISAマネーを掴むため! 売るのを我慢して2024年の大発会を迎えた結果が上のポストです。
1月4日の朝は、能登地震や羽田の事故もあってか、市場全体が下げ気味の雰囲気があったのですが人気高配当株は元気で、午前10時くらいに4710円で指値をしました。そして無事約定です(冬休み中でしたのでリアルタイムで売買できました)。
3730円で購入して4710円で売りましたので、わずか半月で980円/3730円=26.3%の利益率(税引後は21%)となりました(利益額は内緒😎)。
いかがでしたか。
株の売買について、どんな風に考えてどう判断したか、流れに乗った成功例としてご紹介しました。
成功例ですので「いつもそんなにうまくいくかないでしょ」というご指摘はごもっとも。ただ、長期的に作戦を練って、よく考えて取引をしたことで利益を上げた例として参考にしてほしいと思います。そのうち失敗例も紹介しようと思いますが、ちょっと恥ずかしい😣。
ではまた!😊
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