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Squad Busters | 第2回CBTの参加レポート。結論:早く日本で遊ばせて!

おつかれさまです、kabutomです。

今回は、Supercell待望の新作『Squad Busters』(日本語名:スクワッド・バスターズ)の第2回クローズド・ベータ・テスト(CBT)参加レポをお送りします。

第1回CBT(今年2月)と第2回CBT(今回5月)の両方に参加してみての感想を一言で言えば、これは世界リリースされる可能性が極めて高いゲームだ!ということです。SupercellがGOサインを出す基準は極めて高いとされていますが、このゲームにはその壁を突破できる勢いを感じます。

なぜそう思えたのか、解説していきます!

▽第1回CBT(2023年2月)

▽第2回CBT(2023年5月)


今回のPOINT!

  • Supercellの新作『Squad Busters』が前回CBTから正当にパワーアップ

  • 新要素① モディファイアーで飽きがこない!

  • 新要素② フュージョンで分隊づくりが進化!

  • 順調に開発されれば、今年か来年に正式リリースされそうな予感?


『Squad Busters』第2回CBTレポート

『Squad Busters』のコミュニティマネジャーは、『ブロスタ』でおなじみのPaulaさんです。

第2回CBT実施時点では兼任状態でしたが、6月25日に公開されたブロスタトークの中で、Squad Bustersに専念するためブロスタチームから完全移籍することが発表されました。ブロスタ界隈は悲しみに包まれていますが、それも彼女がみんなに愛されている証でしょう。Supercellは本作に本気です。


『Squad Busters』とは?

Squad Busters』(日本語名:スクワッド・バスターズ)とは、2023年1月31日に発表されたSupercell社の新作ゲームです。ジャンルは、分隊構築アクションゲーム。Supercellが世界リリースした5本のヒットタイトルの登場キャラたちが一堂に集まるオールスターバトル感が魅力です。

タイトルにある「スクワッド(Squad)」とは、「分隊」「」という意味のキーワードです。この単語は覚えておきましょう。


第2回CBT(2023/05/22-29)の概要

今回おこなわれた第2回クローズド・ベータ・テスト(CBT)の概要です。

  • 期間:2023年5月22日~5月29日

  • 地域:スペイン、メキシコ、カナダ

  • 端末:Android 12 以上

  • 他:CBT期間後、データはリセットされる。

カナダだけだった第1回から、第2回ではスペイン語圏の2カ国が追加されました。日本は今回も対象外でしたが、こういうのはやはり人口の多い言語からになりますから……。(なお、筆者をふくめた世界各国の公式クリエイターは別枠でご招待をいただきました。なぜだかiOS版で)


『Squad Busters』のバトルの流れ

ここからは、第2回CBTでの『Squad Busters』のゲームプレイをバトルの流れで紹介していきます。文とスクショだけでは伝わりづらいので、無実況ですが動画も撮影しておきました。こちらもあわせてどうぞ!

こちらがSquad Bustersのメイン画面。軽快なBGMにテンションを上げつつ、右下に大きく目立つPLAYボタンからバトルに出発しましょう。

バトル前画面

バトル前の画面では、今回宝箱から出てくるキャラを一覧表でチェックできます。アンロックしていないキャラはグレーアウトされていて、使えません。(つまり、Squad Bustersでは事前にデッキを作ったり、プレイするキャラを選ぶ必要がありません。というか選びたくても選べない)

GO!ボタンでマッチング開始です。

10人のプレイヤーがマッチングすると、マップ(左)とモディファイアー(右)がランダムで選ばれます。

マップは誤差の範疇なので特に気にする必要がありませんが、モディファイアーはバトル環境を大きく左右する重要な新要素です。(今回のDouble Troubleの場合、宝箱から出てくるキャラが全て2倍に!)

さて、いよいよバトルのスタートです。基本操作は「ドラッグで移動」「止まって攻撃」。攻撃ボタンがないのが本作の一風変わったところですが、このシンプルさのおかげで間口が広がっている印象です。

  • バトルのルール

    • PvP(10人対戦)・PvE

    • 集めたGem(エメラルド)の数で順位が決まる

    • 他のプレイヤーやモンスター(NPC)にやられたら敗退

    • 1試合:4分間

基本的には生き残りをかけたバトルロワイヤルなルールですが、勝敗を決めるのは生存時間でもキル数でもないGem(エメラルド)の数なのがポイントです。ライバルより1つでも多くのGemを集めましょう!

バトル開始してまず始めにやることは、最初のキャラを3択から選ぶことです。ちなみに、序盤は低レア度が出やすく、高レア度が出にくいのが仕様。草食系な筆者は、1体目に木こりのグレッグ(ヘイ・デイ)を選びました。

グレッグは戦闘力こそあまり高くありませんが、を伐ることでコインをゲットできる特殊能力があり、序盤が安定します。なぜすでに2体いるのかと言うと、今回のバトルのモディファイアーDouble Trouble(出てくるキャラが全て2倍)だからです。木を伐るスピードもこれで2倍!

コインが必要枚数貯まったら宝箱を開けて、仲間を増やしましょう。必要コイン数は段々増えていくので(3 →5 →10 →20 →40 →80 ・・・)、誰をどの順でスクワッドに加えるかの選択はとても重要ですし、戦術の根幹です。

今回の3択は、ふむふむ。よし、今回もグレッグにしよう。なぜなら……

同じキャラを3体集めると、フュージョン(合体)してパワーアップできるからです! しかも、キャラ枠を1体分しかとらないお得さもあります。モディファイアーがDouble Troubleの時は積極的に狙っていきたいですね。

コインを集めて次の宝箱。おおっ、SRの強キャラネクロマンサー(クラクラ・クラロワ)が選択肢に出ました。高レア度のキャラは、序盤は出にくく後半ほど出やすい仕様になっています。これは運がいいぞ、引くしかない!

Double Troubleなので、ネクロももちろん2倍。スケルトンの生産力も2倍です。これはたのもしい~

スクワッドの強化が着々と進んで、シェリー(ブロスタ)もフュージョンさせることができました。ワールド2でアンロックされる彼女は、レア度がノーマルとは思えない強さと汎用性の高さがあって、たいへん重宝します。

試合ははやくも終盤。バトロワあるあるですが、試合進行とともにマップ周辺からイバラが迫ってきて、いわゆる”安全地帯”がせまくなっていきます。そして、さいごは中央付近での対人戦対ボス戦が活発化するわけです。

臆病者な筆者はこれがどうにも苦手でつい反射的に逃げてしまうのですが、このわちゃわちゃ感こそがSquad Bustersの華であるのは間違いありません。

4分間のタイムアップで試合終了

10人中5人が生存、Gem数で筆者は4位でした。ベスト3への道は実に険しい。逃げちゃダメ逃げちゃダメ……(真面目に書くと、順位報酬の割合が大きいので、逃げ回ってそこそこの順位で生還するプレイスタイルも無しではないです。逃げに徹する緊張感というものもあったりしますし)

気を取り直してもう1戦! ここまでがワンセットであります。


新要素① モディファイアーで飽きがこない!

ここからは、2月の第1回CBT時から新しくなった要素をチェックしていきましょう。

1つめの新要素は、モディファイアーです。モディファイアーとはバトル開始時にランダムで選ばれるバトル条件のことです。これによってマップや宝箱やモンスターなどの環境が毎回変わり、毎回新鮮にプレイできます。

今回登場したのはこの17種類です。

  1. Double Trouble(宝箱から出現するキャラクターが2倍になります!)

  2. Pinata Party(戦利品満載のピニャータがあちこちに!)

  3. Gold Monsters(金無垢でできたモンスターが出現している!)

  4. Angry Vines(つるがグングン伸びています!)

  5. Turbo Overload(ブーツがあちこちに出現しています!)

  6. Tree Giants(ジェムで満たされた木の巨人がマップを徘徊しています!)

  7. Spell Overload(呪文があちこちで飛び出している!)

  8. Gem Overload(すべてがジェムを落としていく!)

  9. Fusion Start(フュージョンで始まる!)

  10. Loot Goblin Rush(戦利品ゴブリンギャングが野放しになっている!)

  11. Golem Meteors(空からゴーレムが降ってくる!)

  12. Epic Overload(どのチェストもEpicの選択肢を与えてくれます!)

  13. Royal Haunt(ロイヤルゴーストがマップに出没しています!)

  14. Mega Mole(巨大なモグラロボットが大混乱を引き起こしています!)

  15. Rage Monsters(強力なレイジモンスターが出現しています!)

  16. Chest Menace(宝箱モンスターが大暴れしています!)

  17. Monster Swarm(小さなモンスターがマップにうじゃうじゃいます!)

このモディファイア―のおかげで、第1回CBTとくらべると確実に毎回のバトルが刺激的になりました。条件が変われば最適なキャラも変わりますし、バトル中に考えるべきことも増えました。

個人的に好きだったモッドは、フュージョンしやすさがうれしいDouble Troubleと、札束の湯船に入るような贅沢気分になれるGem Overload。改善してほしく思ったのは、マップの狭まり方が早すぎるAngry Vinesと、ロイヤルゴーストが見た目以上に硬くてタフなRoyal Hauntあたりですね。

ワールド解放で新モッドが増えていくシステムなので、今後もっと新しいモッドが開発されるのは間違いありません。ただ、いつも刺激ばかりでは慣れてしまうし疲れてしまうので、モッドが何もない「クラシック」なバトルという選択肢も入れてほしいなと思いました。


新要素② フュージョンで分隊づくりが進化!

2つめの新要素は、フュージョンです。同じキャラを3体集めると、1体に合体して巨大化とパワーアップを果たします。

これによってスクワッドの仲間集めに戦略性が増しました。HPが高いタンク系のフュージョンを狙うべきか、攻撃力が高いアタッカー系のフュージョンを狙うべきか。集めやすいノーマルで目指すべきか、一発逆転高レアで目指すべきか。人によって判断と好みが分かれることでしょう。

数字で見ていくと、”3人集まってステータスが3倍”とならないところが深いです。

  • フュージョン後のHP:3.5倍

  • フュージョン後の攻撃力:2.1倍

ステの伸びは攻撃力よりHPの方が実は良かったりします。ここだけ見ると、タンク系のキャラをフュージョンさせた方が強そうですが…

あとは、何といってもスクワッドの中に巨大キャラが混じっている見た目がなんともユーモアがありますよね。可愛い子には巨大化させよ、とはよく言ったものです!


新要素③ 新ワールドや新キャラの追加

新要素の3つめは、新ワールドと新キャラなどの追加です。3つめのワールドは、盾の戦士がエンブレムになった「ROYAL WORLD」でということで、どうみてもクラロワがテーマの世界ですね。

  • ワールドの数:2→3

  • キャラクターの数:18→24

  • 呪文の数:5→9

ワールドが増えたことで、前回のCBT時から、わかりやすく正当にボリュームアップをしました。本作にSupercellの人気5タイトルが集結していることを思い出せば、最低でも5つのワールドがあるはずで、あと2つの追加はほぼ確定と見て良いでしょう。

プラザの装飾要素など、これ以外にも細かな追加要素が色々ありました!


第2回CBTバージョンを遊んでみての感想!

第2回CBTの1週間で約15時間遊んでみた感想としては、このゲームはやっぱり面白い!です。

第1回CBTのときにも感じたことですが、本作『Squad Busters』はバトロワだったりMOBAだったり、1つ1つの要素はどこかで見たことがありますが、それらを組み合わせて無駄なものをそぎ落としたバトルにこれまでにない新しいプレイ感があるゲームなんです。一見複雑になって敷居が高くなりがちなところを、無駄なストレス抜きで、ハラハラドキドキに集中できるまで仕上げてある完成度が本当にすごいなと。ゲーム下手な筆者がこう思えるのだから、これは確かです。

そして、シンプルな操作性や、肉食系も草食系もアリとする戦術の幅広さはこのゲームの間口を大きく広げています。オールスター感に惹かれて様々なSupercellファンが手を出すことになると思いますが、誰もが楽しめる造りになっているのは素晴らしい調整です。(強いて言うならブロスタ勢が多少有利かもしれませんが、誤差の範囲でしょう)

第1回CBTからの変化で言えば、ワールド数やキャラ数などで正当にボリュームアップしていました。シンプルに、開発の順調さがうかがえます。

そして、課題であった終盤の逆転要素不足についても、宝箱の排出確率を調整したり、NPCのモンスターが強化されたり、フュージョンの導入で強いスクワッドを作りやすくなったりで、だいぶ改善が見られました。終盤まで先が読めない気の抜けないバトルの実現に向けて、きっと今後も調整が加えられていくことでしょう。

課題をいくつか挙げるとすれば、1つめはスクワッド同士の視認性です。大スクワッド同士の対決は本作の華のはずですが、現状ではわちゃわちゃしすぎてどちらが優勢なのかさっぱり分かりません。自分のキャラなのか相手のキャラなのか見分けやすくなったり、大バトルにふさわしい観戦者への見栄えが欲しいなと思いました。

2つめは、esports要素。本作には運要素が多く、カジュアルに遊ぶ分にはとても楽しいのですが、このゲームをコアなプレイヤーが極めていく姿を現時点では想像しづらいです。そういう意味で、今回未公開だったランキング機能にどんな指標が採用されるかが重要だと思っています。それがきっと「このゲームがうまいプレイヤー」の評価基準になるはずなので。例:レート、1位回数、3位以内回数、スクワッド打倒数、ボス打倒数、等。もちろん、全てのゲームが必ずしもesportsを目指す必要はないのですが……

3つめは、キャラ愛の示し方です。本作にはSupercellの既存タイトル経験者が集まってくることが予想されますが、自分の好きなキャラで毎回プレイしたくてもできません。宝箱の3択にどのキャラが出るかは運次第ですから。コンテンツ作りの観点でも、これは不利に働く気がします。例えば1体だけは確定でバトルに持ち込める枠があったりするとよいなと思うのですが、スクワッドづくりの根幹にも関わりますし、なかなか難しい問題ですよねえ。

とはいえ、課題が10あるとすれば、魅力が現時点で90くらいあるのが本作『Squad Busters』です。確実に次の展開はありますし、その先には正式リリースが見えています。

日本の皆とわいわいプレイできるようになる日が待ち遠しいです!


今後の展開について

2023年6月現在、Squad Bustersに関する今後の展開は何も発表されていません。おそらく年内には次のアクションがあるはずですが、それが第3回CBTとなるのか、国を限定してのソフトローンチとなるのか……

期待しながら、続報を待つとしましょう!■


+ 関連動画

▽YAPIMARU

▽けんつめし

▽ponta


+ 関連note

▽第1回CBT


+ Information

スクワッド・バスターズ(Squad Busters)
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!(kabutom)

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