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できると思えばできる、できないと思えばできない。

※学級通信「挑戦者」vol.132(2014年12月1日発行)より

 できると思えばできる、できないと思えばできない。
 これは、ゆるぎない絶対的な法則である。
by パブロ・ピカソ

 やる前から(もしくは、ちょっとやっただけで)、「どうせやってもできないから…」といって、あきらめているところはないだろうか。そもそも、諸君が学校で経験することは、今の諸君にとってちょっと難しいこと、できないことであることが大半だ。
 それを、一つずつできるようにしていく(成長)のが学校という場所。だから、最初はできないのもあたりまえ。「どうせやってもできない」ってあきらめていたら、成長はないし、そんなことじゃ高校に通ってる意味が無い。どうしたらできるようになるかを考えたり、何とかしてできるようになろうって努力したりする。そういう苦労をたくさんすることが肝心。

 また、「勉強なんてどうせ将来役に立たない」という人もいる。そう思っていたら、たしかに「できるようにしよう」なんて気持ちにはならないと思う。
 以前、校長先生が夏休みの宿題に、「教育の成果はなにか(学校で習った事柄をすべて忘れたときに残っているもの)」という話をしていたのを思い出してみよう。科目の勉強で何を学んだかも大事にして欲しいのだけど、すべての科目を全員が同じくらい大事にするってのは、なかなか難しいと思う(実際、斉藤も歴史はからきし好きでない)。だけど、だからといって、できるようにすることを放棄していいわけじゃない。自分の興味は無いけど、どうしてもやらなければならないことが、この先諸君の前には現れる。

 興味の無いことをどうやって、できるようにするか。あんまり好きではない(嫌いな)科目の勉強ってのはそういうことの練習でもある。

 さあ、後期中間考査まであと2日。ラストスパート頑張ろうぜ!!

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