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見下す愛

「チームのことを好きだからこそ」「選手に期待してるからこそ、為になるように」
 
敢えて紡いだ言葉がそれなのでしょうか?

思い通りにならない苛立ちのままに、自分で昇華する術も持たず、寧ろ、術を得ようともしないのでしょうね、そのまま激情にままにつらつらと綴る醜さ。
チームや選手のことを思って、という気持ちは本心かもしれません。
それでも、自分の感情のコントロール力の無さと、良いことをしているという独善的な驕慢が、視野を狭めていることに気づかない。
チームの将来を考えるのがお好きなようで。
そんな遠くばかり眺めていたら、目の前の選手の成長を見落としてしまいそうで、わたしにはそんな余裕がない。

毒親と形容されるような虐待のようなメンタリティ。
理想を妄想して思う存分のマスターベーションだけにしておけば良いのに、そんなオカズにされる程度でチームが勝てるのでしょうか。

応援しているチームが負けて、怒るというメカニズムは
丸で自分が負けたと思うからだそうです。
あなたはピッチで戦っていない。
共に戦うというのは「気持ち」の話です。
「やめちまえ!」と怒り喚くあなたがピッチにいたら、イエローカードでも出るのではないでしょうか?
観客席にいてそうなのですから、レッドカードかもしれないですね。そういう方に限って、退場対象の選手を貶すのは同族嫌悪でしょうか。

ファンの心理というのは複雑で、短絡的に思い通りならず怒るなんて可愛らしいものです。
 勝てないチームを出来の悪い子のような、手のかかる子どものような感覚で捉え、慈しむ。
 それもある意味、自分よりも弱い立場のように見ていて見下す愛なのかもしれない。

愛は深い。とても。







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