ミタキオヤスン！
かちなです！

上の写真は、兄のバーノン•フォスターと私です。

これからお話することは全て私に実際に起きたことです。

私の書籍『ミタキオヤスン』を元に書いています。

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　その不思議な出来事があったのは、私が高校に入学したばかりのある夜の事でした。
　
暗い部屋で一人寝ていましたが、視線を感じたので横になったまま部屋の電気を点けると、ジャン・マイケル・ヴィンセントのポスターが貼ってあるはずの壁に、立派なイーグルの羽が沢山付いた物を頭に被った男性のインディアンが居ました。
　
　焼けた肌に深いシワが何本も刻まれ、痩せてはいるけれど威厳のあるインディアンです。彼は無表情で瞬きもせず、黙って私を見ていました。
　あまりにも突然の意味不明な出来事に、怯えましたが、彼の瞳は深く優しく私を包み込み、なぜか私を安心させたのでした。
当時、彼が何者なのか、そしてなぜ私に会いに来たのか全くの謎でした。
 
　私は、2008年5月にインディアンにとって神聖な「ヴィジョンクエスト」の儀式をアリゾナ州のセドナ近郊に住んでいるラコタ族のバーノン・フォスター氏の下で受け、儀式後彼の妹になりました。

　ヴィジョンクエストは、4泊5日間飲食無しで自然の中で一人になり、過酷な状況の中、自分の弱さと向き合いながら自分を見つめ、万物を作り出したワカンタンカ(創造主)に祈りながら過ごすインディアンの通過儀礼です。内臓を休めると感情が沸き上がり易くなり、沸き上がった感情を浄化する際に気付きが起きて変容が容易になるため、インディアンだけでなく、色々な国の文化や宗教の儀式で断食が行われています。

　儀式中、祈る事でワカンタンカや生きとし生けるもののスピリット達からこれからの人生の方向性や智慧、啓示、気付き、そしてより良いヒーリング(感情・思考・エネルギー・スピリチュアルレベルにアプローチする治療)パワーをヴィジョンやメッセージで受け取り、以後の人生に役立てるのです。
　
　なぜ私がこの儀式を受けるに至ったかというと、私は鍼灸師として治療を始めてから、癒しを追い求めて国内外を問わず、いい先生や師匠となる方がいれば、何時でも都合を付けて直ぐに飛んで行っては治療の方法と神髄を吸収する努力をしていました。
　
　そして、ある時期自ら負のスパイラルに入り込んでしまい、身をもって自分自身を癒さなければならない状況になりました。あまりにも酷い状況のため、もはや肉体面やこころの治療、それにヒーリングをするだけでは癒されきれず、魂レベルの癒しを求めざるを得なくなったのです。

　　人は、魂が肉体とこころを持って生まれ、この三つがバランスを取り戻さなければ健康にも幸せにもなれないと気付き、魂の癒しを追い求めて行き着いた所がバーノンでした。
　
　バーノンからインディアンの伝統や文化を学ぶと供に、「今までに沢山気付きを得てきたので、その体験を必要としている方達に伝えていこう」と、思い立ち、自分を提供する事に対して、きっぱりと腹を決めるためにヴィジョンクエストを受ける決意をしたのです。中途半端な気持ちで自分を提供すると、命を落とす可能性があると分かっていたので、健全な境界線となる特別な一線が、私には必要だったのです。そしてこの自分自身への決意表明として受けた儀式で、私が追い求めていた「魂の癒し」のからくりをワカンタンカから教わったのです。

　どうやらその気付きをみんなさんにお伝えする事が、遙か前のある過去世から決まっていた様で、高校時代に訪ねて来たあのインディアンのスピリットは、私の肉体だけでなく、こころや感情・思考・エネルギー・スピリチュアル面、そして過去世・未来世まで次元を超えて私の魂を見透かしていて、見守りながらバーノンに導いていたと後に分かりました。
 
このインディアンのスピリット、2020年の9月に何者かってわかったの‼️

追々お話していきます！

私もあなたを応援しています!
では、ミタキオヤスン!

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「ミタキオヤスン」とは、インディアンの言葉で、「私につながる万物に感謝する」という意味です。