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第二回インタビュー【神崎観光協会会長 松村俊弥さん】

こんにちは!
段々と夏の日差しを感じる季節となってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
KaDOメンバーであり福知山公立大学杉岡ゼミ3年の後藤です!

KaDOの活動としてスタートした、
舞鶴神崎をよく知るための地域住民へのヒアリング調査第2弾!!
今回は神崎観光協会会長、
松村俊弥氏
へのインタビューの様子をご紹介します!

写真1 インタビューの様子

ここで少し「KaDO」のおさらい!
舞鶴市にある神崎地域、通称mykan(マイカン)。神崎地域に住む人々と神崎地区に関わる全ての人のために、「住みたくなる神崎に」を目指して持続可能な地域づくりに取り組む団体、それが「KaDO」です。神崎の海に惹かれ、オーストラリアから移住されたボーエン・マリー氏(KaDO代表)をはじめ、mykanに関わる方々と共に我々大学生も活動に参加しています。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください!
「KaDO」とは何なのか|KaDO (note.com)

それでは、インタビューの様子をご紹介させていただきます!
前回ヒアリング調査を行ったのは、元東神崎区長の岡本郁夫氏(故人)。〈第一回インタビュー【元東神崎区長の岡本郁夫さん:故人】|KaDO (note.com)
区長時代、神崎地区の伝統行事である穴観音大祭の参拝者激減を憂い、地域住民と共に再興。神崎にとって欠かせない存在である岡本氏が次のインタビュイーに名を挙げたのが、今回ヒアリングを受けていただいた松村氏でした。

写真2 松村俊弥さん(神崎観光協会会長)

★松村俊弥さんのプロフィール
 生まれも育ちも神崎、生粋の神崎人。現在56歳。
 神崎海水浴場の浜茶屋ロマンハウスのオーナー。
 50歳の時から自身の病を転機に神崎の魅力発信に携わるようになった。
 自作のSNS映えモニュメントや穴観音をモチーフとしたお土産の煎餅など持ち前のアイデア力をフル活用した魅力発信を行っている。
 現在は、神崎観光協会の会長や舞鶴市消防団神崎分団の分団長も務めるなど、神崎地域のキーパーソンといえる人物。


Q1.神崎最大の魅力は何ですか?

 白砂青松ですね。今の時期はゴミだらけですけど、毎年京都府さんが協力してくれて海開きに向けて掃除するんです。
 ただ最近は松喰い虫の影響で枯れ松が多くてね。
松喰い虫の被害を受けてないものを間引いて植樹してます。
去年は50本、今年は30本。
私が生きてるうちには見られないだろうけど、
皆さんが大人になった時に「あ、あの時話していた松だ」って思ってくれたらいいです。

写真3 松村さん自作モニュメントと神崎海水浴場

Q2.現在の課題は何ですか?

 ゴミです。分別して持ってきてと言ってますが、中にはごちゃまぜのやつもあります。もちろんそういったものは観光協会の方で綺麗に分別してるんですけど。でもトイレは地域の人がほんとにきれいに掃除してくれています。
 浜掃除はビーチクリーナーを使ってます。京都府さんからもらったもの使ってたんですが、古くなって、去年舞鶴市さんにお願いして新調してもらいました。責任問題だったり、センスも必要だったりで、運転は数人で担当してます。

Q3.KaDOや公立大生のような外部視点による地域づくりの動きをどう捉えていますか?

 良いことだと思います。けどまずは区長さんや地域の人と意見交換の場があったほうがいいですね。信頼関係が構築されてないといけない。ただ勢いはあるし、想いはちゃんと伝わっているから、こちらも見習わないといけない部分もあります。

Q4.外部視点の動きに対する地域の共感者を増やすにはどうすればよいでしょうか?

 神崎の人ときちんと意見交換することですね。
これまでKaDOがどういう意味かも分からなかったけど、今日のインタビューでやっとつかめたので。喋らないと分からないからね。
まぁ意見(情報)交換=対話ですね。

写真4 松村さんとゼミ生(松村さんが製作したモニュメントの写真をバックに撮影)

(編集後記)
松村氏は、何をするにもまずは「地域を知ること」が大切であると語られていました。
地域の方に理解してもらうためには、まずはその地域をとことん理解しなければならないと、インタビューを通した今、強く感じています。

舞鶴神崎を知るため。
そして、私たちKaDOのことを知ってもらうため。
今後も、ヒアリング調査を続けていきます。
松村さん、インタビュー本当にありがとうございました! (文責:後藤)

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