オフェンスの終わり方

オフェンスの終わり方は2種類あります。
シュートを打って終わるか、ターンオーバーで終わるか。
バスケットボールのルール上、オフェンスが終わる場面はこの2種類しかありません。

 

①シュートが入る

②シュートが外れてディフェンスリバウンドをとられる

③バイオレーションまたはオフェンスファウル

④ライブターンオーバー

①がよい終わり方になり④が一番よくない終わり方の並びになっています。

 

シュート

シュートを打つと二つの分岐があります。入る外れるか。
さらに外れると分岐があります。
オフェンスリバウンドをとるか、ディフェンスリバウンドをとられるか。
オフェンスリバウンドをとるとディフェンスを行うことなく、得点の機会が再度あります。

当然オフェンスの目的はシュートを入れることによる得点の加算なのでシュートを打ってオフェンスを終わることを目指すことが大切です。

シュートでオフェンスが終わる

ターンオーバー

ターンオーバーでオフェンスが終わると得点の可能性は100%なくなります。ターンオーバーでオフェンスが終わってしまうことはオフェンスとしては避けなければならない場面となります。

シュート以外でオフェンスが終わることをすべて”ターンオーバー”といいますが、ターンオーバーには2種類あります。時計が止まるターンオーバーと、時計が止まらないターンオーバーです。

時計が止まるターンオーバーとは、トラベリングやアウトオブバウンズなどのバイオレーションとオフェンスファウルといった審判が笛を吹き時計が止まり、オフェンス権が相手に移ってしまうものです。このターンオーバーだと得点を加算する可能性はなくなってしまいますが、ディフェンスをセットすることはできます。

時計が止まらないターンオーバーとは、パスをスティールされる、ドリブルをカットされてしまうといった、審判の笛がなくオフェンス権が相手に移ってしまうものです。この状況のターンオーバーはディフェンスする時間もないまま得点をとられてしまうこともあります。

ターンオーバーでオフェンスが終わる

 オフェンスがもしも、

①シュートが入る

②シュートが外れてディフェンスリバウンドをとられる

③バイオレーションまたはオフェンスファウル

④ライブターンオーバー

の選択肢の中から好きなものを選んでよいとしたならば、確実に①を選択するはずです。得点の加算はこの場面しかないからです。

 バスケットボールのゲームでは、コート上で様々なことが起こっています。まったく同じ状況は起こらないといってもよいでしょう。しかしながら文字にしてみると場面としては多くなく、シュートかターンオーバーか。実はこの2種類しかありません。シュートを打つことができる機会でシュートを打たずに、ターンオーバーになってしまうということは、思っているよりも多くあります。オフェンスをどの場面で終わるのかということを意識するだけでも、オフェンスの質は向上するはずです。

オフェンスの終わり方(イメージ)

 

 

 

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